■ 焼却炉停止の2カ月、ごみ13.6%減 鹿沼市「市民の協力に感謝」
下野新聞 2015年12月5日
【鹿沼】大規模改修により、市環境クリーンセンターの「ごみ焼却処理施設」のごみ焼却炉2炉が完全停止していた9~10月、搬入された焼却ごみの量 が前年同期と比べ約604トン少なかったことが4日までに、市のまとめで分かった。減少率は約13・6%で、約2600万円の経費が削減されたという。市 は広報紙やケーブルテレビ、自治会などを通じて市民に協力を呼び掛けたが「減量は予想以上。市民の皆さまが真剣に取り組んでいただいた結果。深く感謝した い」としている。
市によると、9月の焼却ごみは前年比255トン(約11%)減の約2040トン、10月は同349トン(約15%)減の約1850トンだった。いずれも災害ごみは除いている。
市は9~10月を含む本年度、日光、栃木、佐野の3市や民間業者4社に処理を委託。ごみ1キロ当たりの平均委託費は43・6円で、2カ月間でごみを604トン減らせたため、約2600万円の経費が削減されたことになる。
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焼却炉停止の2カ月、ごみ13.6%減 鹿沼市「市民の協力に感謝」
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