福島民報「焼却減容化施設火入れ 飯舘」火入れ式が行われた飯舘村の焼却減容化施設より
火入れ式直後で、処理期間の延長云々
「飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)」の履行期限は平成31年7月31日となっているが、、、
、(施設の完成後3年間で運転を完了することを基本) 見通しがたたないのもわかるけど、、
■焼却減容化施設火入れ 飯舘
福島民報-2015年11月26日
飯舘村など6市町村の放射性廃棄物を受け入れる焼却減容化施設の火入れ式は25日、同村蕨平(わらびだいら)で行われた。
施設を運営する環境 省や村民合わせて約100人が出席した。丸川珠代環境相と内堀雅雄知事、菅野典雄村長、小林香福島市長がそれぞれあいさつし、点火スイッチを押した。丸川 環境相は「福島の復興に重要な施設だ。安全に運用する」と述べた。県の安全性検査を受け、来月15日ごろに稼働する。…
■<仮設焼却施設>飯舘村外の指定廃も処理
河北新報-2015年11月26日
… 環境省は当初、3年間で計21万トンの処理を想定した。除染が進んで対象物が36万トンに増えたため、2年間の契約延長に向けて村と調整している。
火入れ式には関係者ら約100人が出席。菅野典雄村長は「6000人の村民を受け入れてもらっている周辺自治体の廃棄物も一緒に処理する。前向きに力を合わせて、村を再生させたい」と述べた。
同村では、村内の家屋片付けごみなどを処理する仮設焼却施設が昨年8月、小宮地区に完成している。
処理対象物
● 飯舘村内の片付けごみ等及び除染ごみのうち可燃性のもの 約14万トン
飯舘村内の除染土壌の一部 約500トン
● 飯舘村外の農林業系ごみ及び下水汚泥 合計7万トン
・農林業系ごみ(稲わら、牧草、堆肥、剪定枝、バーク、ほだ木、もみ殻、米ぬか) 福島市、南相馬市、伊達市、国見町、川俣町から 約5万トン
・下水汚泥(脱水汚泥、乾燥汚泥) 福島市、南相馬市、国見町から 約2万トン
※数値は推計値であり、今後精査する予定です。
下水汚泥は、
県北浄化センターの汚泥乾燥施設(4月から運転開始)で、長期保管されている放射性濃度8,000ベクレル/kg以下の脱水後の下水汚泥約2万 5,000tを乾燥処理し、約7,000tにまで減容化して飯舘村で処理するようになっている。(JFEエンジニアリング、福島県の汚泥乾燥施設の運転管理を開始より)
飯舘村の仮設焼却炉
放射性セシウム、どれくらいの濃度になるのか、
10万ベクレル以下の場合、富岡町の管理型処分場
10万ベクレル超は中間貯蔵施設に搬出
関連(本ブログ)
■NHKスペシャル「追跡 原発事故のゴミ」 「仮置き」だらけの原発事故ゴミ!NHKが『放置』の実態を独自調査 2015年11月21
■飯舘村・蕨平の仮設焼却炉 25日に火入れ式(汚染土壌・焼却灰からのセシウム分離(昇華)実証事業併設) 2015年11月21日
■飯舘村 蕨平の仮設焼却炉は11月下旬稼働 & 汚染土壌・焼却灰のセシウム昇華(気化)実証事業/福島 2015年11月13日
■福島県内の災害廃棄物の処理進捗、仮設焼却炉の設置状況、契約情報(平成27年10月2日現在) 2015年10月09日
●平成25年度飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)
業務名:平成25年度飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年3月26日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県相馬郡飯舘村蕨平地内
契約業者名:IHI環境・日揮・熊谷組廃棄物等処理業務共同企業体
履行期限:平成31年7月31日
業務概要:本業務は、飯舘村蕨平地区に仮設処理施設を建設し、飯舘村内の対策地域内廃棄物(除染廃棄物、災害廃棄物、片付けごみ)ならびに村外の農林業系廃棄物、下水汚泥を焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥41,433,000,000-(消費税込)
●平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成25年11月14日
契約方法:随意契約企画競争方式 ←随意契約
業務場所:福島県相馬郡飯舘村小宮字沼平地内
契約業者名:神鋼環境・神戸製鋼共同企業体
履行期限:平成28年3月31日
業務概要:本業務は、飯舘村内に仮設処理施設を建設し、飯舘村内の対策地域内廃棄物(片付けごみを焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥3,926,983,200-(消費税込)