仮設焼却炉(平成25年2月20日撮影)
環境省「相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理」より
■相馬の仮設焼却炉2基 21日から解体開始
福島民報-2015年11月21日
東日本大震災のがれき処理を終えた相馬市光陽の仮設焼却炉3基について、環境省は21日から2基の解体を開始する。残り1基の解体は既に始まっており、全基で本格着手となる。今年度中に終了する見通し。
20日に現地で相馬市の担当者らを招いた視察会を開き、環境省関係者が説明した。
作業現場では、放射性物質の飛散を防ぐために焼却炉を仮設テントで囲む工事や超高圧水による汚染物質の除去などを進めている。焼却炉に用いた鉄などは除染し、解体後に再利用する。
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つくづく思うのだが、、、
福島県内の災害廃棄物の処理、、
それぞれの地域での処理ということで、各地に仮設焼却炉の設置、
そして、短期間の稼働で、、、解体となる、、、
どの程度の割合で混焼するかにもよるのだろうが、、、
飛灰のセシウム濃度はそれなりに高くなる、、
しかし、福島県内と、23区の一般廃棄物の焼却灰など見比べていると、、、
なにも福島に限らずで、、、いまさらながら23区のセシウム汚染を再認識する、
相馬市の仮設焼却炉での処理、「放射性物質濃度」をみると、、
飛灰のセシウム濃度、ピークがセシウム合計で1万Bq/Kgを超すのが「平成26年1月」「平成26年3月」頃、
相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理
相馬市、新地町内の災害廃棄物(追加的に相馬市内の除染廃棄物と農林業系廃棄物を相馬市が処理)
平成25年2月20日に点火式を行い、平成26年11月に焼却処理を完了←1年10ヶ月の稼働
仮設焼却炉の概要 ←タクマ約40億円(設計・施工 平成25年度の施設運営)、(H26年度は、IHI環境エンジニアリング)
階段式ストーカ炉 150 t/日×2炉
回転式ストーカ炉 270 t/日×1炉
計 570 t/日
災害廃棄物処理完了量(可燃物)
相馬市 約6万8千トン
新地町 約1万8千トン
●相馬市 災害廃棄物の仮設焼却炉での処理、飛灰中のセシウム濃度
おそらく1号炉、2号炉が階段式ストーカ炉
3号炉が回転式ストーカ炉かな
●相馬市 災害廃棄物の仮設焼却炉での焼却量
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