■柳泉園組合で発生した水銀含有ごみによる焼却炉の停止について
清瀬市 2015年11月2日
柳泉園組合(清瀬市・東久留米市・西東京市で構成しているごみ・資源物・し尿の中間処理施設)で焼却時に発生するガスから高い水銀濃度が検出されました。管理廃棄物(水銀含有物・硫酸などの劇薬類等)の不適正排出はしないようご協力をお願いします。
経過と措置
9月1日午前8時40分ごろ、柳泉園組合で2炉運転していた焼却炉のうち1炉より、焼却時に発生するガスから高い水銀濃度を検出したため、ただちにその濃度を下げる措置等を行いました。法律上、水銀の排出基準は設けられていませんが、東京23区の清掃工場(東京二十三区清掃一部事務組合)で定めている自己規制値の0.05mg/N立方メートルを1時間で超えたため、水銀が検出された炉を停止しました。
なお、同事務組合でも混入された水銀が原因で、焼却炉を停止したこともありますが、排出された水銀からは周辺地域に環境汚染や健康被害を生じることがないと報告されており、柳泉園組合も同様に考えています。
今後は周辺自治会の理解を得て、焼却炉の運転を再開する予定です。
大量の水銀などの混入により長時間焼却炉を停止せざるを得ない事態を招いた場合は、ごみ収集の停止など市民生活に重大な影響を与えかねない状況も考えられます。今後、柳泉園組合では搬入車両の内容物検査を強化するなどの防止措置を実行します。