■ 【官庁】新施設は24年度から稼働/新ごみ処理施設整備基本構想(案)まとまる/宝塚市
株式会社建設ニュース 2015年8月28日兵庫県宝塚市は「宝塚市新ごみ処理施設整備基本構想(案)」をまとめた。ごみ処理施設「宝塚市クリーンセンター」は1988年の稼働から25年以上 が経ち、老朽化が進んでいるため、建て替える。「宝塚市新ごみ処理施設整備基本構想検討委員会」を設けて検討してきた。9月にパブリックコメントを実施 し、それらの意見を踏まえて基本構想を定める。新施設は24年度の稼働を目指している。
施設規模はエネルギー回収推進施設が日量179㌧、マテリアルリサイクル推進施設が日量67・9㌧を想定している。処理方式は焼却方式、焼却方式と 灰溶融、ガス化溶融方式を対象に選ぶ。整備用地の候補地は市内全域を対象に選ぶ方法、私有地・公有地を含めた公募による方法、それらを組み合わせた方法か ら検討する。事業方式は公設公営、公設民営(DBO方式)、民設民営(PFI事業)から最適な方式を決める。
16年度中に整備基本計画を策定するとともに、候補地の選定や事業方式調査を実施する。17年度以降に用地の取得や測量・地質調査、基本設計に着手する。実施設計は20年度中ごろから入り、建設工事、試運転を経て、24年度の稼働開始を予定している。
今時、「焼却と灰溶融」はないだろうに、、、