■ 日本製紙、フライアッシュ再資源化進む−宮城にプラント、“地産地消”で廃棄物削減
日刊工業新聞 2015年8月26日
日本製紙は石巻工場(宮城県石巻市)で、自家発電用ボイラの副産物であるフライアッシュ(石炭灰)を高品質のコンクリート混和材にする加工プラントの建設 を進めている。東北地方では東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県を中心に復興工事が急ピッチ。大部分が最終処分されているフライアッ シュを建設資材として生かす“地産地消による廃棄物の削減”が目標だ。(編集委員・青柳一弘) ..