■ 廃炉廃棄物の規制基準、年内めどに結論-規制委検討チーム
電気新聞 2015年8月11日
◆骨子案作成に着手
廃止措置に伴って発生する低レベル放射性廃棄物の取り扱いを議論する原子力規制委員会の検討チームは10日、第8回会合を開き、規制基準の骨子案作成に着 手した。先月22日の規制委定例会合で指摘のあった事業廃止後に埋設地でボーリングなどが実施されるケースについて、検討課題を整理した。今後、骨子案を 固め、パブリックコメント(意見募集)を実施した上で、年内をめどに取りまとめを行う。
事業廃止後に廃棄物埋設地でボーリングなどを実施する「偶発的な人間侵入」に関してはこれまで、掘削の当事者を放射線影響の評価の対象とすべきか議論してきた。(2面)
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「偶発的な人間侵入」って??? 映画「100,000年後の安全」では、高レベル放射性廃棄物処理施設(オンカロ)を10万年後の人類にその危険性を伝える困難さを描いたドキュメンタリー映画だったが、、、日本の場合、高レベル放射性廃棄物の処分場は、「公募」をやめて、「国主導で選定」するという基本方針となったが、あいかわらず、地震列島に「地層処分方針」はかわっていない。そんな候補地などすんなり決まるはずがない。指定廃棄物ですら行き先がないというのに~
一方、低レベル放射性廃棄物は、東海原子力発電所(茨城県)の廃炉で発生したものを原発敷地内に埋設するという話もあったが、、福島第一原発の廃炉の他、これから、老朽化した原発は続々と廃炉になるのだろう~ 「偶発的な人間侵入」以前に、、、埋設して、地震や津波等で埋設廃棄物の封じ込めの崩壊、それによる曝露の方がより心配だ~
原子力規制委員会
■廃炉等に伴う放射性廃棄物の規制に関する検討チーム会合