■ 北電テクノサービス、PCB処理事業に参入-18年以降、一般展開も
電気新聞 2015年8月3日
北陸電力グループの北電テクノサービス(富山市、長谷川俊行社長)はPCB(ポリ塩化ビフェニール)処理事業 に参入する。6月に環境相から事業認定を受け、8月からの3年間で微量PCB混入絶縁油を使用していた北陸電力の大型変圧器を無害化処理する。大型変圧器 のPCB無害化処理で知見を蓄えた後、2018年以降は一般産業を対象としたPCB無害化処理事業の展開も視野に入れているという。(11面)
北電テクノサービス:洗浄(加熱強制循環洗浄法)
そうなんだ~
北陸電力分の無害化処理、、その後、一般事業者からの受入も
かんでんエンジニアリングも「洗浄 (溶剤循環洗浄法(常温条件)」だが、
特に関西電力に特化せず、最初っから一般事業者からの受入だったような気がするが~
東京電力は、横浜、千葉で自社分の無害化処理、東京分はJESCO東京事業所(低濃度PCB)で処理終了
群馬(新新田変電所内)でも実施中。栃木(新茂木変電所内)で計画中、、
一般事業者からの受入はTRPで絶縁油のみ受入、しかし筐体の処理可能施設が関東地域には(少)ない、、、、
電力会社が、自社分の処理を行うのは当然のこととして、、、一般事業者の処理をも行うのを社会貢献事業ととらえるか、見方によれば単なる商売とみるのか、、受け止め方はかなりの違いがあるだろう。しかし、一日も早く、国内からPCB廃棄物を廃絶するためには、、、持てる技術をつかって、、、電力会社も自社分の処理が終われば、また並行してでも、一般事業者の処理をも引き受けるのは当然の成り行きとも思う。現状の法律では、PCB使用事業者、保管事業者にPCB処理の責任が負わされている。PCB製造事業者、PCB製品製造事業者、電力事業者、、、も、PCB廃棄物の廃絶に向けて、できうるあらゆる協力をすべきだとおもう。