*: 平均値は各地点の年間平均値の平均値であり、濃度範囲は年間平均値の最小値及び最大値である。
**: 大気については、全調査地点(754地点)のうち、年間平均値を環境基準により評価することとしている地点についての結果であり、環境省の定点調査結果及び大気汚染防止法政令市が独自に実施した調査結果を含む。
***: 地下水については、環境の一般的状況を調査(概況調査)した結果であり、汚染の継続監視等の経年的なモニタリングとして定期的に実施される調査等の結果は含まない。
****: 土壌については、環境の一般的状況を調査(一般環境把握調査及び発生源周辺状況把握調査)した結果であり、汚染範囲を確定するための調査等の結果は含まない。
※表は「平成23年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について」より
環境省報道発表資料より(平成25年3月21日)
■平成23年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16467
環境省では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき平成23年度に国及び地方公共団体が実施した、全国の大気、水質、水底の底質及び土壌のダイオキシン類環境調査結果を取りまとめました。
1.調査結果の概要
大気では、すべての地点で環境基準を達成していましたが、公共用水域の水質・底質では、それぞれ環境基準を超過した地点が見られました。また、地下水質及び土壌については、環境の一般的状況を調査した結果においては、環境基準を超過した地点はありませんでした(表1参照)。
大気、公共用水域の水質・底質について、継続調査を実施している地点のダイオキシン類濃度の平均値は、おおむね平成22年度と同程度でした(表2参照)。
なお、毒性等量の算出に当たっては、平成19年6月のダイオキシン類対策特別措置法施行規則の改正を踏まえ、平成20年度調査分より毒性等価係数(WHO-TEF(2006))を用いることとしています。
2.今後の取組
今後も、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、ダイオキシン類の環境中への排出の低減、環境調査の適切な実施等に努めます。
添付資料
表1、表2(概要版) [PDF 25KB]
報告書 全体版 [PDF 862KB]
(参考)各環境媒体における環境基準値
環 境 媒 体 基 準 値
大 気:0.6pg-TEQ/m3以下
公共用水域水質:1pg-TEQ/L 以下
公共用水域底質:150pg-TEQ/g 以下
地下水質:1pg-TEQ/L 以下
土 壌:1,000pg-TEQ/g 以下
(注1)基準値は、2,3,7,8−四塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシンの毒性に換算した値とする。
(注2)大気、公共用水域水質及び地下水質の基準値は、年間平均値とする。
(注3)土壌の簡易測定方法により測定した値(以下「簡易測定値」という。)に2を乗じた値を
上限、簡易測定値に0.5 を乗じた値を下限とし、その範囲内の値を土壌の測定方法により測
定した値とみなす。
(注4)土壌にあっては、環境基準が達成されている場合であって、土壌中のダイオキシン類の量
が250pg-TEQ/g 以上の場合(簡易測定方法により測定した場合にあっては、簡易測定値に2
を乗じた値が250pg-TEQ/g 以上の場合)には、必要な調査を実施することとする。
● 図2 継続調査地点におけるPCDD・PCDFの大気環境中の濃度平均値の経年変化
●平成23年度ダイオキシン類環境調査結果(公共水域 水質・底質)
(環境基準 公共用水域水質 1pg-TEQ/L 以下)
環境基準超過地点抜粋
都道府県/水域分類/水域名称/地点名称/水質平均値(最大値)
宮城県河川高城川明神橋 1.3pg-TEQ/L (1.3 pg-TEQ/L)
宮城県河川砂押川上流多賀城堰 1.2pg-TEQ/L (1.2 pg-TEQ/L)
宮城県河川鳴瀬川下流小野橋(小野) 1.4pg-TEQ/L (2.7pg-TEQ/L )
宮城県河川鶴田川下志田橋(サイホン) 1.6pg-TEQ/L (1.6 pg-TEQ/L)
茨城県河川山田川荷下橋 1.2pg-TEQ/L (1.3 pg-TEQ/L)
茨城県河川宮戸川宮戸川橋 1.6pg-TEQ/L (1.9pg-TEQ/L)
埼玉県河川綾瀬川上流槐戸橋 1.3pg-TEQ/L (2.8pg-TEQ/L )
埼玉県河川綾瀬川上流綾瀬川橋 1.5pg-TEQ/L (3.4pg-TEQ/L)
埼玉県河川綾瀬川下流内匠橋 1.8pg-TEQ/L (4.0pg-TEQ/L)(東京都綾瀬川下流[内匠橋]と同一地点)
埼玉県河川綾瀬川下流手代橋 1.6pg-TEQ/L (3.8pg-TEQ/L)
埼玉県河川新方川昭和橋 1.8pg-TEQ/L (4.9pg-TEQ/L)
埼玉県河川古綾瀬川綾瀬川合流点前 1.2pg-TEQ/L (1.8pg-TEQ/L )
埼玉県河川古綾瀬川松江新橋 1.3pg-TEQ/L (2.1pg-TEQ/L )
埼玉県河川古綾瀬川弁天橋 1.6pg-TEQ/L (2.9pg-TEQ/L)
埼玉県河川伝右川伝右橋 1.5pg-TEQ/L (2.2pg-TEQ/L )
千葉県河川清水川清水橋 1.3pg-TEQ/L (2.2pg-TEQ/L )
東京都河川綾瀬川下流内匠橋 1.8pg-TEQ/L (4.0pg-TEQ/L)(埼玉県綾瀬川下流[内匠橋]と同一地点)
東京都河川横十間川天神橋 1.1pg-TEQ/L (2.9pg-TEQ/L )
新潟県河川保倉川下流古城橋 1.7pg-TEQ/L (4.0pg-TEQ/L)
新潟県河川福島潟潟口橋 1.2pg-TEQ/L (1.7pg-TEQ/L )
富山県河川富岩運河、岩瀬運河及び住友運河萩浦小橋 1.5pg-TEQ/L(1.6pg-TEQ/L)
静岡県河川太田川水域今之浦川於福橋 1.2pg-TEQ/L (1.2pg-TEQ/L )
愛知県湖沼油ヶ淵中央1.1pg-TEQ/L (1.3pg-TEQ/L )
三重県河川金剛川上流昭和橋 1.7pg-TEQ/L (7.9pg-TEQ/L )
三重県河川笹笛川八木戸橋 2.1pg-TEQ/L (7.8pg-TEQ/L )
三重県河川金沢川千代崎樋門 1.1pg-TEQ/L (2.1pg-TEQ/L
大阪府河川寝屋川(1) 住道大橋 1.8pg-TEQ/L (2.2pg-TEQ/L)
大阪府河川寝屋川(2) 今津橋 1.9pg-TEQ/L (3.5pg-TEQ/L)
大阪府河川古川徳栄橋 3.4pg-TEQ/L (11pg-TEQ/L)
(環境基準 公共用水域底質 150pg-TEQ/g以下)
環境基準超過地点抜粋
都道府県/水域分類/水域名称/地点名称/底質平均値(最大値)
東京都河川横十間川天神橋/270pg-TEQ/g(270pg-TEQ/g)
富山県河川富岩運河、岩瀬運河及び住友運河萩浦小橋/640pg-TEQ/g(640pg-TEQ/g)
静岡県河川沼川下流富士見大橋 230pg-TEQ/g (430pg-TEQ/g)
長年超過の横十間川天神橋↓↓
■12. 横十間川底質に関する調査報告(その6)
**: 大気については、全調査地点(754地点)のうち、年間平均値を環境基準により評価することとしている地点についての結果であり、環境省の定点調査結果及び大気汚染防止法政令市が独自に実施した調査結果を含む。
***: 地下水については、環境の一般的状況を調査(概況調査)した結果であり、汚染の継続監視等の経年的なモニタリングとして定期的に実施される調査等の結果は含まない。
****: 土壌については、環境の一般的状況を調査(一般環境把握調査及び発生源周辺状況把握調査)した結果であり、汚染範囲を確定するための調査等の結果は含まない。
※表は「平成23年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について」より
環境省報道発表資料より(平成25年3月21日)
■平成23年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16467
環境省では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき平成23年度に国及び地方公共団体が実施した、全国の大気、水質、水底の底質及び土壌のダイオキシン類環境調査結果を取りまとめました。
1.調査結果の概要
大気では、すべての地点で環境基準を達成していましたが、公共用水域の水質・底質では、それぞれ環境基準を超過した地点が見られました。また、地下水質及び土壌については、環境の一般的状況を調査した結果においては、環境基準を超過した地点はありませんでした(表1参照)。
大気、公共用水域の水質・底質について、継続調査を実施している地点のダイオキシン類濃度の平均値は、おおむね平成22年度と同程度でした(表2参照)。
なお、毒性等量の算出に当たっては、平成19年6月のダイオキシン類対策特別措置法施行規則の改正を踏まえ、平成20年度調査分より毒性等価係数(WHO-TEF(2006))を用いることとしています。
2.今後の取組
今後も、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、ダイオキシン類の環境中への排出の低減、環境調査の適切な実施等に努めます。
添付資料
表1、表2(概要版) [PDF 25KB]
報告書 全体版 [PDF 862KB]
(参考)各環境媒体における環境基準値
環 境 媒 体 基 準 値
大 気:0.6pg-TEQ/m3以下
公共用水域水質:1pg-TEQ/L 以下
公共用水域底質:150pg-TEQ/g 以下
地下水質:1pg-TEQ/L 以下
土 壌:1,000pg-TEQ/g 以下
(注1)基準値は、2,3,7,8−四塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシンの毒性に換算した値とする。
(注2)大気、公共用水域水質及び地下水質の基準値は、年間平均値とする。
(注3)土壌の簡易測定方法により測定した値(以下「簡易測定値」という。)に2を乗じた値を
上限、簡易測定値に0.5 を乗じた値を下限とし、その範囲内の値を土壌の測定方法により測
定した値とみなす。
(注4)土壌にあっては、環境基準が達成されている場合であって、土壌中のダイオキシン類の量
が250pg-TEQ/g 以上の場合(簡易測定方法により測定した場合にあっては、簡易測定値に2
を乗じた値が250pg-TEQ/g 以上の場合)には、必要な調査を実施することとする。
● 図2 継続調査地点におけるPCDD・PCDFの大気環境中の濃度平均値の経年変化
●平成23年度ダイオキシン類環境調査結果(公共水域 水質・底質)
(環境基準 公共用水域水質 1pg-TEQ/L 以下)
環境基準超過地点抜粋
都道府県/水域分類/水域名称/地点名称/水質平均値(最大値)
宮城県河川高城川明神橋 1.3pg-TEQ/L (1.3 pg-TEQ/L)
宮城県河川砂押川上流多賀城堰 1.2pg-TEQ/L (1.2 pg-TEQ/L)
宮城県河川鳴瀬川下流小野橋(小野) 1.4pg-TEQ/L (2.7pg-TEQ/L )
宮城県河川鶴田川下志田橋(サイホン) 1.6pg-TEQ/L (1.6 pg-TEQ/L)
茨城県河川山田川荷下橋 1.2pg-TEQ/L (1.3 pg-TEQ/L)
茨城県河川宮戸川宮戸川橋 1.6pg-TEQ/L (1.9pg-TEQ/L)
埼玉県河川綾瀬川上流槐戸橋 1.3pg-TEQ/L (2.8pg-TEQ/L )
埼玉県河川綾瀬川上流綾瀬川橋 1.5pg-TEQ/L (3.4pg-TEQ/L)
埼玉県河川綾瀬川下流内匠橋 1.8pg-TEQ/L (4.0pg-TEQ/L)(東京都綾瀬川下流[内匠橋]と同一地点)
埼玉県河川綾瀬川下流手代橋 1.6pg-TEQ/L (3.8pg-TEQ/L)
埼玉県河川新方川昭和橋 1.8pg-TEQ/L (4.9pg-TEQ/L)
埼玉県河川古綾瀬川綾瀬川合流点前 1.2pg-TEQ/L (1.8pg-TEQ/L )
埼玉県河川古綾瀬川松江新橋 1.3pg-TEQ/L (2.1pg-TEQ/L )
埼玉県河川古綾瀬川弁天橋 1.6pg-TEQ/L (2.9pg-TEQ/L)
埼玉県河川伝右川伝右橋 1.5pg-TEQ/L (2.2pg-TEQ/L )
千葉県河川清水川清水橋 1.3pg-TEQ/L (2.2pg-TEQ/L )
東京都河川綾瀬川下流内匠橋 1.8pg-TEQ/L (4.0pg-TEQ/L)(埼玉県綾瀬川下流[内匠橋]と同一地点)
東京都河川横十間川天神橋 1.1pg-TEQ/L (2.9pg-TEQ/L )
新潟県河川保倉川下流古城橋 1.7pg-TEQ/L (4.0pg-TEQ/L)
新潟県河川福島潟潟口橋 1.2pg-TEQ/L (1.7pg-TEQ/L )
富山県河川富岩運河、岩瀬運河及び住友運河萩浦小橋 1.5pg-TEQ/L(1.6pg-TEQ/L)
静岡県河川太田川水域今之浦川於福橋 1.2pg-TEQ/L (1.2pg-TEQ/L )
愛知県湖沼油ヶ淵中央1.1pg-TEQ/L (1.3pg-TEQ/L )
三重県河川金剛川上流昭和橋 1.7pg-TEQ/L (7.9pg-TEQ/L )
三重県河川笹笛川八木戸橋 2.1pg-TEQ/L (7.8pg-TEQ/L )
三重県河川金沢川千代崎樋門 1.1pg-TEQ/L (2.1pg-TEQ/L
大阪府河川寝屋川(1) 住道大橋 1.8pg-TEQ/L (2.2pg-TEQ/L)
大阪府河川寝屋川(2) 今津橋 1.9pg-TEQ/L (3.5pg-TEQ/L)
大阪府河川古川徳栄橋 3.4pg-TEQ/L (11pg-TEQ/L)
(環境基準 公共用水域底質 150pg-TEQ/g以下)
環境基準超過地点抜粋
都道府県/水域分類/水域名称/地点名称/底質平均値(最大値)
東京都河川横十間川天神橋/270pg-TEQ/g(270pg-TEQ/g)
富山県河川富岩運河、岩瀬運河及び住友運河萩浦小橋/640pg-TEQ/g(640pg-TEQ/g)
静岡県河川沼川下流富士見大橋 230pg-TEQ/g (430pg-TEQ/g)
長年超過の横十間川天神橋↓↓
■12. 横十間川底質に関する調査報告(その6)