■ 仮設焼却施設が着工 南相馬の旧警戒区域外がれき処理
福島民報 2015年7月2日
南相馬市の旧警戒区域外の震災がれきを環境省が代行処理する仮設焼却施設の起工式は1日、同市小高区蛯沢の現地で行われた。
同省によると、平成28年6月から焼却を開始する予定。対象となるがれきは約6万2000トンで、約1年で処理を終える。30年3月末までに施設を解体、撤去する。
起工式で鈴木正規環境事務次官と桜井勝延市長があいさつした後、くわ入れをした。
同市の旧警戒区域内の震災がれきについては、同施設の隣接地で既に焼却処理を開始している。
今回、起工式の仮設焼却炉は,
国が代行処理する災害廃棄物分 仮設焼却炉200t/日
約6万2000トンを約1年で処理
対策地域内はいろいろあるので混乱する、、、
国直轄による福島県(対策地域内)における災害廃棄物等の仮設焼却炉は、(平成27年6月26日現在)
7市町村において仮設焼却施設の設置を予定。6市町村(7施設)において事業者との契約を終え、うち、6施設は稼働中、1施設は建設工事中
飯舘村(小宮地区)稼働中(平成26年11月より)5t/日
川内村稼働中(平成26年12月より) 7t/日
富岡町稼働中(平成27年4月より) 500t/日
南相馬市稼働中(平成27年4月より) 200t/日
葛尾村稼働中(平成27年4月より) 200t/日
浪江町稼働中(平成27年5月より) 300t/日
飯舘村(蕨平地区) 建設工事中 240t/日
楢葉町建設工事準備中 200t/日(想定)
大熊町処理方針検討中-
双葉町処理方針検討中 -
川俣町処理方針検討中-
田村市既存の処理施設で処理中
そのほかに災害廃棄物の国代行処理、
相馬市 570t/日 は終了?、 広野町 80t/日 新日鉄ガス化溶融炉、
そして、指定廃棄物の国直轄事業と、、、
それぞれ、各種委員会等で、処理方針を決めての実施なのだろうが、、、
対象廃棄物の量、仮設焼却炉の規模、稼働期間、契約金額などをみていると、、、
いろいろおもうこと多し、
関連(本ブログ)
■JFEエンジJVに/南相馬市減容化処理/環境省福島(386億 6000万円(税別)) 2015年01月16日
■福島県内の指定廃棄物及び災害廃棄物の処理進捗&仮設焼却炉の設置・調達状況(平成27年1月現在) 2015年02月02日
南相馬市分は
災害廃棄物国代行処理
・南相馬市 市内(避難区域を除く)の災害廃棄物 200t/日(想定) 未定 JFE・日本国土特業務共同企業体
(平成26年3月に代行処理要請を受領、平成26年11月に、仮設減容化施設の代行処理業務を定公告)←1/23に契約済み
●平成26年度南相馬市災害廃棄物代行処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度南相馬市災害廃棄物代行処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成27年1月23日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県南相馬市小高区蛯沢地内
契約業者名:JFE・日本国土特定業務共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、南相馬市からの災害廃棄物処理の代行要請を受け、南相馬市内に仮設処理施設を建設し、南相馬市の対策地域外の災害廃棄物を代行して焼却処理し減容化するものである。
契約金額:¥41,752,800,000-(消費税込)
対策地域内廃棄物処理 ( 国直轄) 平成27年4月より稼働中↓↓
処理対象物/仮設焼却炉の処理能力、事業者名(進捗状況)災害廃棄物等推計量(t)
・南相馬市 市内の災害廃棄物、片付けごみ 200t/日 JFE、日本国土開発JV
(小高区内の工場跡地における設置に向けて建設工事中)260,000t
●平成26年度南相馬市対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度南相馬市対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年5月20日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県南相馬市小高区地内
契約業者名:JFE・日本国土特定業務共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、南相馬市内に仮設処理施設を建設し、南相馬市内の対策地域内廃棄物(災害廃棄物、片付けごみ)を焼却処理して、減容化するものである。
契約金額:¥34,020,000,000-(消費税込)