☆環境省「太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分の推進に向けた検討結果について 概要 [PDF 143 KB]」より転載
■太陽光パネル77万トンごみに 40年度、環境省推計
中日新聞-2015年6月23日
環境省は23日、耐用年数を過ぎて、ごみとして排出される太陽光パネルが2040年度に77万トンに達すると の推計を公表した。現状では大半が埋め立て処分されているが、パネルに含まれる鉛などの有害物質による環境汚染も懸念されており、同省は来年3月までにリ サイクル推進や適正処理を促すための事業者向け指針を作成する。
環境省によると、太陽光パネルは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が導入された12年以降、大規模太陽光発電所(メガソーラー)や一般家庭での普及が進んだ。パネルの寿命は約25年で、今後ごみの排出増加が予想されている。
(共同)
■ 太陽光パネルにリサイクル制度=18年度から導入-環境、経産両省
時事通信 2015年6月24日
環境、経済産業両省は23日、寿命を迎える太陽光パネルが今後大幅に増えることから、2018年度にリサイクル制度を導入する方針を決めた。17年度末までに、太陽光パネルの設置者かメーカーがリサイクル費用を負担する仕組みなどを検討し、詳細を詰める。
太陽光パネルの平均寿命は25年程度。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まった12年から普及し、寿命を超えるパネルは30年度の約3万トンから40年度には約80万トンに急増する見込みだ。
環境省 2015年6月23日
■太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分の推進に向けた検討結果について(お知らせ)
環境省では、再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって大量に導入される太陽光発電設備等の将来の大量廃棄に備えて、平成25年度から有識者等で構成 される検討会(座長:細田衛士 慶應義塾大学経済学部教授)において、太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分の推進に向けた検討を経済産業省 と連携して実施してまいりました。今般その結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。