■産業廃棄物中間処理施設の専用排水管設置へ 篠山市
神戸新聞-2015年5月11日
建設が中断している兵庫県篠山市野中の産業廃棄物中間処理施設について篠山市は11日、施設からの排水などが農業用水路に入るのを防ぐため、専用排水管を設置する計画案を市会の全員協議会で報告した。施設稼働前に設置する計画だが、稼働時期は決まっていない。
施設は昨年8月に着工したが「説明が不十分」などとして住民が反発。県の指導で建設が一時中止となっている。影響などを話し合う検討会が昨年12月から6回開かれた。
専用の排水管は施設から直接、排水路につなぐ。費用は100万円程度を見込む。
全員協議会では、検討会でまとまった意見が報告された。事業者に対しては「(隣接の)小多田地区の住民の同意を得る努力をすること」を求めるなどとしている。
6月16日午後8時から、高城会館(糯ケ坪)で、事業者による市民対象の説明会がある。(井垣和子)
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