■指定廃棄物処分場 選定反対申し入れ 市民団体が県に
東京新聞-2015年4月28日
東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場に東電千葉火力発電所(千葉市中央区)が選ばれたことについて、市民団体「放射能汚染から子どもを守る市原の会」(林由吉代表)は二十七日、県に選定に反対する申し入れ書を提出した。
同会は二〇一一年三月の福島原発事故による子どもへの放射能汚染の実態を調査するため結成。市原市内外で放射能測定や学習会を実施している。
申し入れ書は、発電所内の敷地は活断層に囲まれ、地震により液状化する危険性を指摘。発電所から三キロ以内に学校や大型ショッピング施設、住宅があり「放射性物質から住民の命を守る点からも同意できない」と、森田健作知事に反対するよう求めている。
林代表は記者会見で「廃棄物は福島の原発で保管、管理してほしい」とも述べた。
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指定廃棄物処分場 選定反対申し入れ 市民団体が県に/千葉
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