■ 規制委、敷地内の放置ラジウム撤去 野田で行政代執行
千葉日報 2015年4月9日
原子力規制委員会は8日、野田市の「飯田夜光塗料」(会社清算中)の敷地内に長年放置されていた放射性物質ラジウムで汚染された廃棄物などを行政 代執行で撤去したと明らかにした。撤去や除染により敷地内の放射線量は最大毎時5・9マイクロシーベルトから0・05マイクロシーベルト程度に下がったと いう。
規制委によると、敷地内に放置されていた放射性汚染物と除染廃棄物(ドラム缶で計約220本)を今年3月までに廃棄業者に引き渡した。
同社はラジウムを時計の文字盤の夜光塗料に使用。1996年に放射性物質使用の廃止を国に届け出たが、資金難でラジウムの一部を放置していた。
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規制委、敷地内の放置ラジウム撤去 野田で行政代執行
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