青森市定例市長記者会見(平成27年3月24日開催) 更新日:2015年3月24日
新ごみ処理施設(青森市清掃工場)で発生した事故について、ご報告申し上げます。
去る3月5日21時7分、(新ごみ処理施設建設工事において、試運転中の新ごみ処理施設内にあります2炉のうち、1号溶融炉下部において異常燃焼が発生し、2名が軽傷を負ったものであります。
事故発生の原因としては、溶融炉下部の温度を保つためのバーナがあり、バーナの内部から燃料が噴射される構造になっており、そのバーナに着火を繰り返した ものの着火に至らず、溶融炉下部の空間に引火性の蒸気が存在している状況の中、通気、換気等の措置を講じないで、溶融炉下部につながる点検口を開ける作業 と同時に、4回目の着火操作をしたことで、異常燃焼が発生したものであります。
今回の事故を踏まえ事業者は再発防止のために、作業マニュアルに改善内容を追記するなど、その対策を整備することとしております。
施設の事故損傷部分の補修、事業者からの報告書の内容が妥当であると判断したことから、平成27年3月26日及び30日に完成検査を実施することとし、平成27年4月1日の供用開始を現時点で予定しております。
■新ごみ処理施設(青森市清掃工場)の事故について(PDF:76KB) ←詳しい事故報告
事故発生の原因は、「着火操作を3回繰り返したが着火に至らず、溶融炉下部の空間に引火性の蒸気が存在していた。このような中、通気、換気等の措置を講じないで、溶融炉下部につながる点検口を開けたことで当該空間に空気が流入したこと、この作業と同時に、4回目の着火操作をしたことで、異常燃焼が発生した。」となっている。
「異常燃焼」と「爆発」の定義など分からないが、、、
ニュースでは、「溶融炉が壊れた」などとなっていたので、
小爆発でも起きたのだと思っていたが、それほどの損傷はなかったようで、、、
青森市、太っ腹で、予定どおり(?)完成検査を実施して、4月1日から操業開始とするようだ、
うっかりミスで大きな事故を引き起こさないように願いたいものだが~
関連(本ブログ)
■青森市 新清掃工場<試運転中?>事故 (三菱重工の流動床ガス化溶融炉)/青森(2015年03月07日)