福島第一原発事故による放射性物質の被害、、
焼却主灰からのセシウムは、ここのところ不検出の工場も増えてきたが、
飛灰からはまだまだ数百ベクレルの検出が続く、
東京電力への損害賠償請求は当然のことだとは思うが、
よく考えてみると、結局は、税金や電気料金ということになる、、、、
原子力損害賠償支援機構にしろ、東電を破綻させないための1兆円出資にしろ、
それでも採算が合わなければ「電気料金値上げ」で乗り切るのだし、、
メルトダウンも、汚染水も、事故収束へ向けての取組の、、
指定廃棄物や、除染廃棄物の問題も、、なにも解決していないのに、
それらを忘れたかのように
柏崎刈羽原発を再稼働させるなど考えて、なんともやるせないというか、、
■放射能対策経費の損害賠償について
平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質は、当組合が管理する清掃工場の焼却灰等から検出されるなど、その影響は当組合事業に及んでいます。
当組合では、この放射能対策に要した費用について、原子力損害の賠償に関する法律等に基づき、原因者である東京電力株式会社に対して損害賠償を請求しています。
平成25年度分の損害賠償について
当組合では、平成25年度に実施した放射能濃度の測定等に要した経費について、国の補助金等により補填された金額を除いた48,433,455円を請求しました。
これに対し、東京電力株式会社からの提示額は、46,757,970円であり、同額をもって和解することが平成27年3月18日に行われた当組合議会で議決されました。
賠償の対象外となった経費は、放射線測定機器の校正費です。
平成23・24年度分の損害賠償について
平成23年度分は、295,916,848円が賠償されました。
平成24年度分は、85,701,145円が賠償されました。
関連情報
放射能及び空間放射線量の測定結果
東京二十三区清掃一部事務組合 2015/03/16
●放射能濃度及び空間放射線量率等測定結果を更新しました
直近のデータ
●飛灰の放射能濃度測定結果《放射性セシウム》
【2011年6月~2013年3月】
【2013年4月~】
東京電力とは直接関係ないが、
女川の災害廃棄物の受入から始まったアスベスト測定結果
黄色の塗りつぶしは「集じん器出口」「煙突」いずれもアスベスト不検出