■イギリス、スーパーのレジ袋有料化を前に、過去4年間の環境保全の実績を報告
EICネット-2015年3月19日
イギリスのニック・クレッグ副首相は、過去4年間にイギリス全土で実施された環境保全の実績を報告すると共に、2015年10月に開始が予定されている スーパーのレジ袋有料化の重要性を強調した。最新の調査によると、過去4年間にイギリス各地の都市で100万本が植樹されたうえ、940マイルの生垣の復 元・植栽され、15万エーカーの草地、湿地、林地も新たに設けられたという。また、256キロメートルに及ぶ海岸沿いの遊歩道の施工が承認された他、27の海洋保護区が指定され、河川9700マイル、湖沼・ 河口410平方マイルの浄化が行われた。さらに、自転車利用を促進する8都市が指定され、自転車道などの整備を支援するため、今後3年間に1億1400万 ポンドの拠出が計画されているという。なお、2015年10月5日からスーパーのレジ袋が有料化(1袋5ペンス)される予定となっており、これによりレジ 袋の環境への悪影響を抑え、今後10年間でレジ袋のゴミ除去費用を約6000万ポンド削減できると見込まれている。【イギリス副首相室、環境・食糧・農村 地域省等】