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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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23区 またまた水銀混入ごみで焼却炉を停止(品川清掃工場1号炉)

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 ほんとうにどうなっているのか・・・・
またまた水銀による焼却炉停止、、、
1月27日(火)20時39分 排ガス水銀濃度上昇、
1月28日(水)0時00分 煙突入口水銀濃度 0.08mg/m³N(1時間平均値)ということで焼却炉の停止

東京二十三区清掃一部事務組合 平成27年1月28日【報道資料】 水銀混入ごみによる品川清掃工場1号炉の停止について

 品川清掃工場において、1号焼却炉の排ガス中水銀濃度が、自己規制値※1(0.05mg/m³N)を超えたため、直ちに焼却炉を停止しました。
 なお、排ガス中の水銀濃度が一時的に自己規制値(0.05mg/m³N)を超えることがあっても、周辺地域に環境汚染や健康被害を生じることはありません。
 区民、事業者の皆様におかれましては、適正なごみの出し方に従い排出されるようお願いします。
 今後の見通しについては下記のとおりです。

1 停止日時 平成27年1月28日(水)0時50分
2 経緯 1月27日(火)20時39分 排ガス水銀濃度上昇
      1月28日(水)0時00分 煙突入口水銀濃度 0.08mg/m³N(1時間平均値)
                0時50分焼却炉停止操作開始
3 今後の見通し及び対応
 設備の汚染状況調査と清掃等の対策を実施し、立上げ予定
4 不適正ごみの搬入防止
 プラント設備の機能などを脅かす不適正なごみの搬入防止に向けて、搬入物検査の強化と23区と連携して対策を継続して講じています。
※1排ガス中の水銀に関して法律による排出基準はありませんが、東京二十三区清掃一部事務組合の清掃工場においては自己規制値(
0.05mg/m³N)を定め、その遵守を徹底しています。 


なんだか、、ここ数年の水銀による焼却炉停止は10清掃工場となった。
嫌ですね、、、次はどこかとひやひやする、、、また、一度あると二度三度と起こる傾向も、、、

水俣条約関連で、今後、廃棄物焼却施設も大気への排出規制の対象となるようだが、、、
規制値などはこれから、、規制値がもうけられても、せいぜいがダイオキシン類同様に、年1回程度の排ガス測定の義務程度なのではないか、おそらく常時監視の義務などは課されないと思う、、、清掃一組が、「排ガス中の水銀に関して法律による排出基準はありませんが、東京二十三区清掃一部事務組合の清掃工場においては自己規制値(0.05mg/m³N)を定め、その遵守を徹底しています。」と叫びたい気持ちもよくわかる。全国の廃棄物焼却施設すべてで、水銀の常時監視を義務づければ、自治体の廃棄物行政は大混乱が起きる可能性もある。なにしろ、現状では、水銀測定をしていないのでわからないだけなのだから。来年度からの、排ガス水銀の基準作りがどのようになるのかに注目したい。

23区の清掃工場に搬入される水銀混入ごみが、家庭系からか事業系からかはわからないが、、、
水銀使用製品や,水銀を扱う事業者への規制をもっと厳しくしっかりとしないと、
出口対策だけではどうしようもない、、、23区においても同様、水銀廃棄物を有害ごみとして集めるシステムとしなければ、、、


参考(本ブログから)

23区清掃一組「清掃事業年報(平成25年度)」 の公表2014年08月26日)

●23区清掃工場 区収集・持込  搬入内訳


23区 清掃工場「ごみ性状調査結果(平成25年度)」ごみ組成&重金属含有量2014年06月25日)


グラフは、清掃一組「ごみ性状調査結果」より作成


有 明清掃工場は、約4%の管路収集を除けば、すべて事業系の持込みごみ。破砕ごみ処理施設は、粗大ごみ破砕後 の焼却施設。いつもは、畳が十パーセント以上あったが、25年度は2%のみ。破砕ごみの近隣清掃工場(湾岸地域)での焼却が,着実に進んでいるということ か~ 破砕ごみ処理施設は平成27年度末で廃止予定。

家 庭系の区集収ごみが多いか、事業系の持込みごみが多いかで、ごみの性状も少し変わってくる。こうしてみる と、事業系の持込みごみに「紙類」が多いであろうことがみえてくる。各工場の区収と持込みの割合、平成25年度に関してはまだ事業年報が公表されていない ので平成24年度で参考に。例年それほど変化はないとおもうので、、




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