ベルギーの原発、変圧装置で火災 原子炉自動停止、けが人なし

■ベルギーの原発、変圧装置で火災 原子炉自動停止、けが人なし
中日新聞　2014/12/01
【ブリュッセル共同】ベルギーのベルガ通信によると１１月３０日、同国南部ティアンジュ原発３号機の変圧装置で火災が発生、原子炉が自動的に停止した。火災は数時間続いたが、けが人はなかった。電力会社は原発の安全性に影響はないと説明、事件性はないとみて原因を調べている。 ...

■ ベルギー原発で火災発生、原子炉運転停止
AFPBB New　2014/12/01
【12月1日 AFP】ベルギー東部のティアンジュ（Tihange）原子力発電所で11月30日に火災が発生し、原子炉1基が運転を停止した。同国メディアが報じた。同国で稼働が停止している原子炉はこれで4基目となった。
 リエージュ（Liege）近郊にある原子力発電所のこの原子炉は、フランスのエネルギー大手GDFスエズ（GDF Suez）傘下のベルギー電力大手エレクトラベル（Electrabel）が運用する原子炉7基のうちの1つだ。
 同発電所に隣接する都市ユイ（Huy）のアレクシス・フーショー（Alexis Housiaux）市長によると、今回の火災は「原子炉の区域外で発生した」という。
 エレクトラベルは、ティアンジュ原発で発生した今回の火災は正午頃に鎮火したと発表。これまでのところ「原発の安全性および原発職員と近隣住民の安全性への影響は全くない」としている。予備調査では「人為的な破壊行為」の可能性も排除され、火災は「技術的な原因」で発生したとの結論が下された。同国では8月、別の原発で原子炉が停止しているが、この原因については「人為的な破壊行為」あったためとされている。
 アントワープ（Antwerp）とティアンジュにある別の原子炉2基も3月以降稼働を停止している。原子炉容器に微小なひびが発見されたためだ。この2基は2012年6月～2013年6月の1年間にも稼働を停止していた。
 ベルギーは電力の約55％を原子力発電に依存している。(c)AF

原発施設の変圧器、爆発や火災事故は多い～

■仏原発は安全面での問題なし、人員増強は必要＝ＩＡＥＡ
Newsweekjapan-2014/12/01
フランスは、原発依存度が世界で最も高く、フランス電力公社（ＥＤＦ） が操業する５８カ所の原子炉から４分の３の電力供給を受けている。 同国で稼働する原子炉は、４０年の寿命を向こう１０年で迎えつつあることから、ＡＳＮは、さらに定期的に安全点検する必要 ...

■独最大手、原発を分離 再生可能エネルギーに特化
西日本新聞-2014/12/01
ドイツは東京電力福島第１原発事故後、２０２２年末までの「脱原発」を決めた。エーオンは原発の停止を余儀なくされ、代替の火力発電の収益性が低いため、業績が悪化していた。 再生可能エネルギーは、欧州での風力発電に重点を置く。送電事業も継続する。