Quantcast
Channel: 東京23区のごみ問題を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

ホーチミン:ごみ処理場を閉鎖へ、環境汚染が深刻化/ベトナム

$
0
0
■ ホーチミン:ごみ処理場を閉鎖へ、環境汚染が深刻化
日刊ベトナムニュース 2014/10/23
 ホーチミン市人民委員会はこのほど、環境衛生を確保し、廃棄物処理の需要を満たす目的で、同市クチ郡にあるフオックヒエップごみ処理場を閉鎖する決定を下した。それによると、同ごみ処理場で処理されているごみは同市ビンチャイン郡のダーフオックごみ処理場へ移されるという。
 フオックヒエップごみ処理場を閉鎖する理由としては、同ごみ処理場が周辺地域の環境汚染を引き起こしていることが挙げられている。同ごみ処理場では、1日当たり2000tのごみを受け入れ、処理している。
 一方、ダーフオックごみ処理場のごみ処理能力は1日当たり3000tだが、フオックヒエップごみ処理場からのごみを受け入れると、1日に5000tも処理しなければならなくなる。
 これから、フオックヒエップごみ処理場からダーフオックごみ処理場へごみを移送する作業が開始される。この作業は3期に分けて実施され、2015年3月末までに完了する見込みだ。
 なお、同市人民委員会によると、ダーフオックごみ処理場へ大量のごみを移送するにあたり、フオックヒエップ~ダーフオック間の道路を拡張する予定だという。

2010年、このフオックヒエップごみ処理場で「コンポスト化するごみの受け入れを開始。受け入れたごみのうち85%をコンポスト化し、15%を埋め立て処分する」というニュースもあったが、うまくいかなかったのか? その後は、ホーチミン市、ごみ発電やガス化プラントの話題ばかり、、、東南アジアの国々、ごみの処分場というか、ごみ処理場というか、環境汚染問題が深刻なのはわかるが、だからといって、日本が官民挙げて、日本に習えとばかりごみ発電を推し進めるは問題だ。その国の、地域地域の実情に合ったごみ処理システムが必要。先日も、中国のごみ分別がいっこうに進まないというニュースがあったが、日本独特のきめ細かなごみ分別があればこそ、かろうじてリサイクルやごみ処理が成りたっているので、、(もっとも、日本でも分別意識は崩壊しつつあるので、、、)

関連(本ブログ)
■ 日立造船と大阪市など、ベトナムでごみ発電(2014年10月16日)
■日立造船、ホーチミンで生ごみを燃料源とした廃棄物発電事業を計画(2013年08月16日)
■日立造船、ベトナムで「エコ発電」 家庭ごみ燃料に 100億円投資(2013年08月04日)
■日立造船・大阪市など、廃棄物発電を調査 ベトナムで(2012年10月06日)
■ ホーチミン市:コンポスト化施設でごみ受け入れ(フオックヒエップごみ処理場)(2010年01月12日)









Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>