江東区議会 清掃港湾・臨海部対策特別委員会資料より転載
東京都廃棄物埋立処分場で受け入れる多摩地域の下水汚泥焼却灰の埋立終了について
平成26年10月15日
東京都下水道局
東京都環境局
平成23年3月11日に発生した、東日本大震災に伴う東京電力(株)福島第一原子力発電所からの放射性物質の飛散により、資源化が困難になった多摩地域の放射性物質を含む流域下水道本部及び3市の下水汚泥焼却灰については、緊急措置として、江東区その他関係者の理解を得ながら、平成23年10月から、中央防波堤外側埋立処分場に埋立処分を行ってきた。
この間、下水汚泥焼却灰の放射性物質の濃度が低下し、資源化が回復してきたことを踏まえ、平成26年6月をもって、中央防波堤外側埋立処分場への搬入を終了した。
1.下水汚泥焼却灰の搬入実績
流域下水道本部:搬入量 8,855t
八王子市・立川市・町田市:搬入量 1,315t
計:搬入量 10,170t
2.経過
○H23.10.27 中央防波堤外側埋立処分場への埋立を開始
○H26.6.27 中央防波堤外側埋立処分場への埋立を終了
---------------------------------------
多摩地域の埋立処分場には「周辺住民の反発を考慮して入れられない」ということで、東京都廃棄物埋立処分場に運び込まれていた多摩地域の下水汚泥焼却灰は、平成26年6月で搬入が終了したとのこと。本日の江東区議会 清掃港湾・臨海部対策特別委員会に報告があった。東京都廃棄物埋立処分場の延命化ということで、廃プラスチック類まで焼却処理ということになったというのに、原発事故のおかげで、上水スラッジ、下水汚泥焼却灰と、埋立処分量は増加の一途、多摩地域の搬入が終了したことは喜ばしいことではあるが~ しかし、2011年当初、2012年と、年々放射能濃度は低下してきたとはいえ、まだまだ多摩地域も、放射性セシウム合計で7月末で164Bq/kg~1,000Bq/kg、9月で51Bq/kg~750Bq/kgある。それらも、再利用が可能(希釈で放射能濃度を下げて)になったということは単純には喜べない。用途は、土木の軽量骨材が多いとか?!
23区の下水汚泥焼却灰は、多摩地域の汚染どころではなく、原発事故直後(2011年3月下旬)で、報道されているだけでも「東部スラッジプラント(江東区新砂)」17万Bq/kg、、葛西水再生センター(江戸川区臨海町)など発表もない、それらも、多摩地域と同様、指定廃棄物ではなくて、水とセメントを混ぜて中央防波堤外側処分場で埋め立て処分を行っている。下水汚泥焼却灰、浄水スラッジの扱いは、埋立処分も再利用も基準が緩い。
関連(本ブログ)
■東京都廃棄物埋立処分場で受け入れる(多摩地域の)下水汚泥焼却灰について(2011年10月12日)
■【放射能汚染】多摩地域の下水汚泥焼却灰、23区の中央防波堤埋立処分場で受入か?!地元説明はこれから~(2011年10月07日)
関連(本ブログ)
■東京都 下水処理における汚泥焼却灰等の放射能測定結果の推移(2011年5月~2014年9月)(2014年09月19日)
■東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2014年9月)(2014年09月08日)
厚生労働省HP(原子力災害対策本部 平成23年6月16日)
■「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」について
関連(本ブログ)
■政府 放射性物質含む下水処理汚泥処理方針を発表(2011年06月16日)
関連(本ブログ)
■東京都水道局の浄水場発生土等の放射能測定結果など(2014年01月16日)
東京都水道局
●浄水場発生土の有効利用
平成22年度は浄水場発生土71,985tのうち、約98%を有効利用(75%を園芸用土やグランドの改良材。23%をセメント、粒状改良土の原料)しました。残る約2%は東京湾内の処分場に埋立処分しました。
当局の浄水場発生土は、福島第一原子力発電所の事故により、平成25年3月まで園芸用土等への有効利用を自粛してきました。
平成25年3月13日に厚生労働省より「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」が通知され、有効利用を再開しました。
この通知により有効利用が可能となる基準値については、以下のとおりです。
・園芸用土・・・・・400Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
・グラウンド土・・・200Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
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江東区議会
清掃港湾・臨海部対策特別委員会案件表
1 日 時 平成26年10月15日(水)午前10時
2 場 所 江東区議会(第1委員会室)
3 報告事項
(1) 臨海副都心有明南地区地区計画の都市計画変更について(案)
(2) 第 88 回東京都港湾審議会の報告について
(3) 新木場・若洲地区における道路交通の円滑化について
(4) 豊洲新市場の整備について
(5) 東京都廃棄物埋立処分場で受け入れる多摩地域の下水汚泥焼却灰の埋立終了について
(6) 環境影響評価調査計画書(2件)に対する周知地域区長の意見について
(7) 東京エコサービス株式会社の現況について
(8) 「清掃負担の公平」による負担の調整額について ←別ページで掲載予定
本日、都合で、報告事項(5)までしか傍聴できず(残念)、
午後、義父の病院通いの付き添い、10月、11月、検査、診察、健康診断等々、、、、
病院通いの連発、そこまで健康に留意する必要あるのか?
やたら元気な95歳、なんだかな~
東京都廃棄物埋立処分場で受け入れる多摩地域の下水汚泥焼却灰の埋立終了について
平成26年10月15日
東京都下水道局
東京都環境局
平成23年3月11日に発生した、東日本大震災に伴う東京電力(株)福島第一原子力発電所からの放射性物質の飛散により、資源化が困難になった多摩地域の放射性物質を含む流域下水道本部及び3市の下水汚泥焼却灰については、緊急措置として、江東区その他関係者の理解を得ながら、平成23年10月から、中央防波堤外側埋立処分場に埋立処分を行ってきた。
この間、下水汚泥焼却灰の放射性物質の濃度が低下し、資源化が回復してきたことを踏まえ、平成26年6月をもって、中央防波堤外側埋立処分場への搬入を終了した。
1.下水汚泥焼却灰の搬入実績
流域下水道本部:搬入量 8,855t
八王子市・立川市・町田市:搬入量 1,315t
計:搬入量 10,170t
2.経過
○H23.10.27 中央防波堤外側埋立処分場への埋立を開始
○H26.6.27 中央防波堤外側埋立処分場への埋立を終了
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多摩地域の埋立処分場には「周辺住民の反発を考慮して入れられない」ということで、東京都廃棄物埋立処分場に運び込まれていた多摩地域の下水汚泥焼却灰は、平成26年6月で搬入が終了したとのこと。本日の江東区議会 清掃港湾・臨海部対策特別委員会に報告があった。東京都廃棄物埋立処分場の延命化ということで、廃プラスチック類まで焼却処理ということになったというのに、原発事故のおかげで、上水スラッジ、下水汚泥焼却灰と、埋立処分量は増加の一途、多摩地域の搬入が終了したことは喜ばしいことではあるが~ しかし、2011年当初、2012年と、年々放射能濃度は低下してきたとはいえ、まだまだ多摩地域も、放射性セシウム合計で7月末で164Bq/kg~1,000Bq/kg、9月で51Bq/kg~750Bq/kgある。それらも、再利用が可能(希釈で放射能濃度を下げて)になったということは単純には喜べない。用途は、土木の軽量骨材が多いとか?!
23区の下水汚泥焼却灰は、多摩地域の汚染どころではなく、原発事故直後(2011年3月下旬)で、報道されているだけでも「東部スラッジプラント(江東区新砂)」17万Bq/kg、、葛西水再生センター(江戸川区臨海町)など発表もない、それらも、多摩地域と同様、指定廃棄物ではなくて、水とセメントを混ぜて中央防波堤外側処分場で埋め立て処分を行っている。下水汚泥焼却灰、浄水スラッジの扱いは、埋立処分も再利用も基準が緩い。
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■東京都廃棄物埋立処分場で受け入れる(多摩地域の)下水汚泥焼却灰について(2011年10月12日)
■【放射能汚染】多摩地域の下水汚泥焼却灰、23区の中央防波堤埋立処分場で受入か?!地元説明はこれから~(2011年10月07日)
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■東京都 下水処理における汚泥焼却灰等の放射能測定結果の推移(2011年5月~2014年9月)(2014年09月19日)
■東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2014年9月)(2014年09月08日)
厚生労働省HP(原子力災害対策本部 平成23年6月16日)
■「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」について
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■政府 放射性物質含む下水処理汚泥処理方針を発表(2011年06月16日)
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■東京都水道局の浄水場発生土等の放射能測定結果など(2014年01月16日)
東京都水道局
●浄水場発生土の有効利用
平成22年度は浄水場発生土71,985tのうち、約98%を有効利用(75%を園芸用土やグランドの改良材。23%をセメント、粒状改良土の原料)しました。残る約2%は東京湾内の処分場に埋立処分しました。
当局の浄水場発生土は、福島第一原子力発電所の事故により、平成25年3月まで園芸用土等への有効利用を自粛してきました。
平成25年3月13日に厚生労働省より「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」が通知され、有効利用を再開しました。
この通知により有効利用が可能となる基準値については、以下のとおりです。
・園芸用土・・・・・400Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
・グラウンド土・・・200Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
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江東区議会
清掃港湾・臨海部対策特別委員会案件表
1 日 時 平成26年10月15日(水)午前10時
2 場 所 江東区議会(第1委員会室)
3 報告事項
(1) 臨海副都心有明南地区地区計画の都市計画変更について(案)
(2) 第 88 回東京都港湾審議会の報告について
(3) 新木場・若洲地区における道路交通の円滑化について
(4) 豊洲新市場の整備について
(5) 東京都廃棄物埋立処分場で受け入れる多摩地域の下水汚泥焼却灰の埋立終了について
(6) 環境影響評価調査計画書(2件)に対する周知地域区長の意見について
(7) 東京エコサービス株式会社の現況について
(8) 「清掃負担の公平」による負担の調整額について ←別ページで掲載予定
本日、都合で、報告事項(5)までしか傍聴できず(残念)、
午後、義父の病院通いの付き添い、10月、11月、検査、診察、健康診断等々、、、、
病院通いの連発、そこまで健康に留意する必要あるのか?
やたら元気な95歳、なんだかな~