いわき市(更新日 平成25年2月1日)
■鮫川村における農林業系副産物の焼却実証実験に係る説明会について
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/eisei/hogo/015428.html
鮫川村における放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業については、隣接自治体である本市に対し、事前の説明が無かったこと、設置場所が、本市の水源地に隣接していることなどから、平成24年12月21日に環境省及び鮫川村に、十分な情報提供、安全・安心のための対策などについて申入れを行いました。
ついては、申入書の内容に沿って、事業主体である環境省による説明会を開催することになりましたので、お知らせします。
【説明会について】
日 時 : 平成25年2月14日(木曜日) 午後6時から
場 所 : 田人ふれあい館 屋内運動場 (田人町旅人字下平石191)
*当日、屋内運動場は寒いことが予想されますので、暖かい服装でお越しください
“鮫川村における農林業系副産物の焼却実証実験”とは〜
鮫川村 広報[お知らせ版]ほっと通信(平成24年10月15日発行/第127号)より
農林業系副産物の焼却施設計画について
昨年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射性物質が広範囲に拡散したため、深刻な影響が広がっています。本村においても、放射性物質により汚染された家畜飼料、落ち葉などの農林業系副産物の処理が大きな問題となっています。
現在、村内にある放射性物質で汚染された農林業系副産物は、農家の敷地内に一時保管されている稲わら、堆肥など30?、現地に仮置きされている牧草サイレージ、落葉など230?、これから行う住宅除染で発生する草木類など340?、合計で600?を見込んでいます。それらを国が整備する中間貯蔵施設等へ搬入するまでの間、放置しておくことはできず、少ない面積で仮置きするためには減容化を図る必要があります。
このため村では、環境省が行う焼却実証事業を導入することにしました。農林業の一刻も早い復興と、より安心して暮らせる生活環境を取り戻すために、皆様のご理解とご協力をお願いします。
■設置場所 地元の意向を考慮して、地区名は公表していませんのでご理解をお願いします。
■焼却期間 平成25年2月〜平成26年9月までの20カ月間の予定
■焼却炉稼働時間 原則として、平日の午前8時〜午後5時
■焼却炉構造 焼却能力は1時間当たり200?です。放射性物質が外部に放出しないための高度の機能を持つバグフィルターを設置します。このフィルターの性能は、すでにほかの地域で実施された焼却炉の実証実験で99.9%以上の放射性物質が除去されたことが確認されています。
■監視体制 ?排ガス出口(煙突の手前)でダストモニターによる連続監視で排ガス処理が適正に行われていることを監視します。村が独自に設定した基準値は、検出下限値以下とします。基準値を超える可能性がある場合は、焼却作業を中止して点検と確認を行います。/?焼却施設周辺の空間線量率を定期的に測定します。/?村内にあるモニタリングポストの数値を監視し、焼却前の数値と比較します。
放射能濃度および空間線量率の測定結果は随時公表します。
■焼却灰管理 焼却により減容化した焼却灰は、セメントと混合、固化物にして防水性のフレコンパックに詰め遮水シートで覆い、遮へい効果(98%減)があるとされる30cm以上の覆土をして、焼却施設敷地内に保管します。保管期間は中間貯蔵施設等へ搬入するまでの5年程度を想定しています。
※参考事例…バグフィルターの性能・放射能濃度基準値は、独立行政法人「日本原子力研究開発機構」が除染モデル実証事業で実施した相双地方の2町村の焼却試験結果です。
福島県鮫川村役場
■ 「放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業に係る調査業務に関する確認事項」についてお知らせします (2012年12月20日掲載)
村には、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質により汚染された農林業系副産物等が大量に保管されており、また長期保管による性状の悪化も懸念されていることから、早急に処理を行わなければならない状況にあります。
このような問題を解決するため、環境省では、「放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業に係る調査業務」により、村内に仮設焼却施設を設置し、焼却処理における放射性セシウムの挙動等の安全性に関する知見の蓄積を図りつつ、村内で保管する放射性物質を含む農林業系副産物等の焼却処理を実証事業により実施します。
●確認事項取り交わし書 PDF形式/65.24KB ←環境省と鮫川村
●仮設焼却炉の安全・環境対策 PDF形式/283.3KB
詳細は:http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/news.php?code=109
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環境省「指定廃棄物処理サイト」より
指定廃棄物 今後の処理の方針
この「可燃性廃棄物(農林業系副産物)→発生市町村毎に小型の仮設焼却炉等を設置」の焼却実証実験ということになるのか?!
今後の処理方針の概要
国は、既存の廃棄物処理施設の活用について引き続き検討を行いつつ、今後3年程度(平成26 年度末)を目途として、指定廃棄物が多量に発生し、保管が逼迫している都道府県において、必要な最終処分場など(福島県において、10 万ベクレル/kg 超の指定廃棄物は中間貯蔵施設)を確保することを目指す。
指定廃棄物の最終処分場を新たに建設する必要がある場合には、都道府県内に集約して設置し、その設置場所は、必要な規模や斜度を確保し、土地利用の法令上の制約がなく、最終処分場建設に適している候補地を、国有地の活用も含め、都道府県毎に複数抽出。その後、複数の候補地の中から、現地調査などにより立地特性を把握した上で、国が立地場所を決定。
国は、最終処分場が設置されるまでの間、当面、焼却、乾燥、溶融などの中間処理を行い、保管の負担を軽減。農林業系副産物(稲わら、牧草など)は、既存の焼却施設で焼却できない場合、仮設焼却炉等を設置。
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■鮫川村における農林業系副産物の焼却実証実験に係る説明会について
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/eisei/hogo/015428.html
鮫川村における放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業については、隣接自治体である本市に対し、事前の説明が無かったこと、設置場所が、本市の水源地に隣接していることなどから、平成24年12月21日に環境省及び鮫川村に、十分な情報提供、安全・安心のための対策などについて申入れを行いました。
ついては、申入書の内容に沿って、事業主体である環境省による説明会を開催することになりましたので、お知らせします。
【説明会について】
日 時 : 平成25年2月14日(木曜日) 午後6時から
場 所 : 田人ふれあい館 屋内運動場 (田人町旅人字下平石191)
*当日、屋内運動場は寒いことが予想されますので、暖かい服装でお越しください
“鮫川村における農林業系副産物の焼却実証実験”とは〜
鮫川村 広報[お知らせ版]ほっと通信(平成24年10月15日発行/第127号)より
農林業系副産物の焼却施設計画について
昨年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故により、放射性物質が広範囲に拡散したため、深刻な影響が広がっています。本村においても、放射性物質により汚染された家畜飼料、落ち葉などの農林業系副産物の処理が大きな問題となっています。
現在、村内にある放射性物質で汚染された農林業系副産物は、農家の敷地内に一時保管されている稲わら、堆肥など30?、現地に仮置きされている牧草サイレージ、落葉など230?、これから行う住宅除染で発生する草木類など340?、合計で600?を見込んでいます。それらを国が整備する中間貯蔵施設等へ搬入するまでの間、放置しておくことはできず、少ない面積で仮置きするためには減容化を図る必要があります。
このため村では、環境省が行う焼却実証事業を導入することにしました。農林業の一刻も早い復興と、より安心して暮らせる生活環境を取り戻すために、皆様のご理解とご協力をお願いします。
■設置場所 地元の意向を考慮して、地区名は公表していませんのでご理解をお願いします。
■焼却期間 平成25年2月〜平成26年9月までの20カ月間の予定
■焼却炉稼働時間 原則として、平日の午前8時〜午後5時
■焼却炉構造 焼却能力は1時間当たり200?です。放射性物質が外部に放出しないための高度の機能を持つバグフィルターを設置します。このフィルターの性能は、すでにほかの地域で実施された焼却炉の実証実験で99.9%以上の放射性物質が除去されたことが確認されています。
■監視体制 ?排ガス出口(煙突の手前)でダストモニターによる連続監視で排ガス処理が適正に行われていることを監視します。村が独自に設定した基準値は、検出下限値以下とします。基準値を超える可能性がある場合は、焼却作業を中止して点検と確認を行います。/?焼却施設周辺の空間線量率を定期的に測定します。/?村内にあるモニタリングポストの数値を監視し、焼却前の数値と比較します。
放射能濃度および空間線量率の測定結果は随時公表します。
■焼却灰管理 焼却により減容化した焼却灰は、セメントと混合、固化物にして防水性のフレコンパックに詰め遮水シートで覆い、遮へい効果(98%減)があるとされる30cm以上の覆土をして、焼却施設敷地内に保管します。保管期間は中間貯蔵施設等へ搬入するまでの5年程度を想定しています。
※参考事例…バグフィルターの性能・放射能濃度基準値は、独立行政法人「日本原子力研究開発機構」が除染モデル実証事業で実施した相双地方の2町村の焼却試験結果です。
福島県鮫川村役場
■ 「放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業に係る調査業務に関する確認事項」についてお知らせします (2012年12月20日掲載)
村には、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質により汚染された農林業系副産物等が大量に保管されており、また長期保管による性状の悪化も懸念されていることから、早急に処理を行わなければならない状況にあります。
このような問題を解決するため、環境省では、「放射性物質を含む農林業系副産物の焼却実証事業に係る調査業務」により、村内に仮設焼却施設を設置し、焼却処理における放射性セシウムの挙動等の安全性に関する知見の蓄積を図りつつ、村内で保管する放射性物質を含む農林業系副産物等の焼却処理を実証事業により実施します。
●確認事項取り交わし書 PDF形式/65.24KB ←環境省と鮫川村
●仮設焼却炉の安全・環境対策 PDF形式/283.3KB
詳細は:http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/news.php?code=109
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環境省「指定廃棄物処理サイト」より
指定廃棄物 今後の処理の方針
この「可燃性廃棄物(農林業系副産物)→発生市町村毎に小型の仮設焼却炉等を設置」の焼却実証実験ということになるのか?!
今後の処理方針の概要
国は、既存の廃棄物処理施設の活用について引き続き検討を行いつつ、今後3年程度(平成26 年度末)を目途として、指定廃棄物が多量に発生し、保管が逼迫している都道府県において、必要な最終処分場など(福島県において、10 万ベクレル/kg 超の指定廃棄物は中間貯蔵施設)を確保することを目指す。
指定廃棄物の最終処分場を新たに建設する必要がある場合には、都道府県内に集約して設置し、その設置場所は、必要な規模や斜度を確保し、土地利用の法令上の制約がなく、最終処分場建設に適している候補地を、国有地の活用も含め、都道府県毎に複数抽出。その後、複数の候補地の中から、現地調査などにより立地特性を把握した上で、国が立地場所を決定。
国は、最終処分場が設置されるまでの間、当面、焼却、乾燥、溶融などの中間処理を行い、保管の負担を軽減。農林業系副産物(稲わら、牧草など)は、既存の焼却施設で焼却できない場合、仮設焼却炉等を設置。
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