政府案閣議決定(平成25年1月29日)
平成25年度予算政府案PDF
平成25年度環境省重点施策 [PDF 1,015KB](平成25年1月)
PCB関連のみ抜粋
平成25年度環境省予算(案)主要新規事項等の概要【全文】 [PDF 38,583KB]
III 暮らしの安心や地域活性化への環境面からの貢献
1.循環型社会の実現
(3)有害廃棄物等の適正な処理
放射性物質汚染廃棄物の適正処理等調査検討事業 [PDF 87KB]
未規制物質を含む廃棄物に係る処理基準等検討調査 [PDF 63KB]
PCB廃棄物適正処理対策推進事業 [PDF 147KB]
PCB廃棄物対策推進費補助金 [PDF 102KB]
PCB処理施設整備事業 [PDF 135KB]
産業廃棄物不法投棄等原状回復措置推進費補助金(産廃特措法分) [PDF 627KB]
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一部抜粋
■PCB廃棄物適正処理対策推進事業 146百万円(114百万円)
2.事業計画(業務内容)
(1)微量PCB汚染廃電気機器等について
微量PCB汚染廃電気機器等について、洗浄方法等の処理技術の評価を実施し、その結果等を踏まえ、周辺環境等に影響のない安全かつ効率的な処理方策について検討する。また、850℃の条件での処理や移動式の処理方式についての検討等を行い、その結果を踏まえた無害化処理認定制度の着実な運用を図る。
(2)安定器等・汚染物について
安定器等PCB汚染物の処理体制が確保されていない地域の処理体制を確保するため、関係機関との協議や、協議に必要となるPCB処理に関する調査、データ整理等を行う。
(3)適正な保管等
保管場所での漏えい等が発生していることを踏まえ、保管場所での機器の腐食対策や災害対策等を検討し、関係機関に周知する。
安定器等・汚染物について
「処理体制が確保されていない地域の処理体制を確保するため、関係機関との協議や、協議に必要となるPCB処理に関する調査、データ整理等を行う。」と、けっこう悠長なことで〜 処理期限は延びたとはいえ、こんな調子ですべてのPCB処理が終わるのだろうか、補正予算の「PCB処理施設整備事業40億円(未だ処理が進んでいない機器の処理を行うための施設の整備)」は、なんだったのだろうか。
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一部抜粋
■PCB廃棄物対策推進費補助金 1,500百万円(1,500百万円)
2.事業計画(業務内容)
中小事業者等のPCB廃棄物処理に係る費用負担を軽減するための助成を行う基金の造成を引き続き進める。
20億円/年の拠出金が15億円/年に、
基金の造成を引き続き進める?!処理期限が延長になったことから、このまま引き続き、国及び地方公共団体で基金を積み上げていくと、基金が膨大になる〜
PCB廃棄物処理基金(中小企業者への助成)
平成12年度の、中小企業者が保管しているPCB廃棄物に係る処理コストは概ね1160億円と見積られた。このうち中小企業者の自己負担額を600億円、残り560億円について国及び地方公共団体で負担することとした。平成13年から平成26年度までの14年間で、国20億円/年、地方公共団体20億円/年 総計560億円を見込む。
基金の残は387億円?!
平成22年の事業仕分けでは、「国と都道府県が毎年20億円ずつ拠出し補助の基金をつくっているが、処理が進まず残高が09年度末で341億円あることを仕分け人が問題視し、中小企業の処理を加速化させる方策を見いだすまでは基金への積み立てを停止すべきだ。」などという意見もあり、だからかどうかは分からないが、平成23年度以降は、国の拠出金は15億円となっている。基金の当初計画通り、拠出金は、平成26年度で終わるのだろうか。それとも「引き続き進める」とは、具体的にいつまでなのか。PCB廃棄物処理事業、中小企業分も処理が進んできたとはいえ、平成23年度の助成実績が約17億円なので、この先、急激に増大するとも思えないが。基金の残額、平成21年度末で341億円だったものが、環境再生保全機構の平成23事業年度財務諸表では、基金預り金は387億円にもなっていた。(数字の見方がよくわからないが〜)
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基金預り金
長期預り補助金38,750,720,343円
長期預り寄附金272,996,364円
(環境再生保全機構 財務に関する情報)
もっとも、いくら助成があっても、自己負担などできない保管事業者もいるだろう。処理費用の負担がないからとして、未処理として残すわけにはいかないのだから、それらはどうなるのか。未届け分などはどう掘り起こすのか。
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一部抜粋
■PCB処理施設整備事業 7,025百万円(7,720百万円)
【24年度補正】4,000百万円
2.事業計画(業務内容)
(1)処理促進のための改造
比較的長期間処理にかかる見込みの機器について処理能力を増強するため、比較的早期に処理が終わる見込みのラインを改造する。
(2)小規模な改造
従来行ってきた小規模な改造を引き続き積極的に行い、処理のボトルネックとなっている設備等の処理能力を向上させる。
(3)北海道事業所の増設工事
平成25 年度から安定器等PCB汚染物の処理を開始できるよう増設工事を着実に進める。
予算要求は77億2千万円、24年度補正予算が40億円、
で、平成25年度当初予算は70億円?!
施設整備事業、
北海道事業所の増設工事費など、年度ごとの予算執行をするから
こういう予算配分になるということなのだろうか?
よくわからない〜
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関連(本ブログ)
■環境省 平成24年度の補正予算 PCB処理施設整備事業は40億円(2013年01月20日)
■環境省 平成25年度予算概算要求 主要 新規 事項等の概要(2012年09月17日)
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■政府、13年度予算案を閣議決定−92.6兆円、7年ぶりの減額予算
日刊工業新聞-2013/01/30
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520130130aaau.html
政府は29日、一般会計総額を92兆6115億円とした2013年度予算案を閣議決定した。前年度当初予算(90兆3339億円)を上回る過去最大規模。ただ民主党政権は前年度予算で基礎年金の国庫負担分を一般会計と別枠で計上しており、これを加えた比較 ...
平成25年度予算政府案PDF
平成25年度環境省重点施策 [PDF 1,015KB](平成25年1月)
PCB関連のみ抜粋
平成25年度環境省予算(案)主要新規事項等の概要【全文】 [PDF 38,583KB]
III 暮らしの安心や地域活性化への環境面からの貢献
1.循環型社会の実現
(3)有害廃棄物等の適正な処理
放射性物質汚染廃棄物の適正処理等調査検討事業 [PDF 87KB]
未規制物質を含む廃棄物に係る処理基準等検討調査 [PDF 63KB]
PCB廃棄物適正処理対策推進事業 [PDF 147KB]
PCB廃棄物対策推進費補助金 [PDF 102KB]
PCB処理施設整備事業 [PDF 135KB]
産業廃棄物不法投棄等原状回復措置推進費補助金(産廃特措法分) [PDF 627KB]
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一部抜粋
■PCB廃棄物適正処理対策推進事業 146百万円(114百万円)
2.事業計画(業務内容)
(1)微量PCB汚染廃電気機器等について
微量PCB汚染廃電気機器等について、洗浄方法等の処理技術の評価を実施し、その結果等を踏まえ、周辺環境等に影響のない安全かつ効率的な処理方策について検討する。また、850℃の条件での処理や移動式の処理方式についての検討等を行い、その結果を踏まえた無害化処理認定制度の着実な運用を図る。
(2)安定器等・汚染物について
安定器等PCB汚染物の処理体制が確保されていない地域の処理体制を確保するため、関係機関との協議や、協議に必要となるPCB処理に関する調査、データ整理等を行う。
(3)適正な保管等
保管場所での漏えい等が発生していることを踏まえ、保管場所での機器の腐食対策や災害対策等を検討し、関係機関に周知する。
安定器等・汚染物について
「処理体制が確保されていない地域の処理体制を確保するため、関係機関との協議や、協議に必要となるPCB処理に関する調査、データ整理等を行う。」と、けっこう悠長なことで〜 処理期限は延びたとはいえ、こんな調子ですべてのPCB処理が終わるのだろうか、補正予算の「PCB処理施設整備事業40億円(未だ処理が進んでいない機器の処理を行うための施設の整備)」は、なんだったのだろうか。
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一部抜粋
■PCB廃棄物対策推進費補助金 1,500百万円(1,500百万円)
2.事業計画(業務内容)
中小事業者等のPCB廃棄物処理に係る費用負担を軽減するための助成を行う基金の造成を引き続き進める。
20億円/年の拠出金が15億円/年に、
基金の造成を引き続き進める?!処理期限が延長になったことから、このまま引き続き、国及び地方公共団体で基金を積み上げていくと、基金が膨大になる〜
PCB廃棄物処理基金(中小企業者への助成)
平成12年度の、中小企業者が保管しているPCB廃棄物に係る処理コストは概ね1160億円と見積られた。このうち中小企業者の自己負担額を600億円、残り560億円について国及び地方公共団体で負担することとした。平成13年から平成26年度までの14年間で、国20億円/年、地方公共団体20億円/年 総計560億円を見込む。
基金の残は387億円?!
平成22年の事業仕分けでは、「国と都道府県が毎年20億円ずつ拠出し補助の基金をつくっているが、処理が進まず残高が09年度末で341億円あることを仕分け人が問題視し、中小企業の処理を加速化させる方策を見いだすまでは基金への積み立てを停止すべきだ。」などという意見もあり、だからかどうかは分からないが、平成23年度以降は、国の拠出金は15億円となっている。基金の当初計画通り、拠出金は、平成26年度で終わるのだろうか。それとも「引き続き進める」とは、具体的にいつまでなのか。PCB廃棄物処理事業、中小企業分も処理が進んできたとはいえ、平成23年度の助成実績が約17億円なので、この先、急激に増大するとも思えないが。基金の残額、平成21年度末で341億円だったものが、環境再生保全機構の平成23事業年度財務諸表では、基金預り金は387億円にもなっていた。(数字の見方がよくわからないが〜)
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基金預り金
長期預り補助金38,750,720,343円
長期預り寄附金272,996,364円
(環境再生保全機構 財務に関する情報)
もっとも、いくら助成があっても、自己負担などできない保管事業者もいるだろう。処理費用の負担がないからとして、未処理として残すわけにはいかないのだから、それらはどうなるのか。未届け分などはどう掘り起こすのか。
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一部抜粋
■PCB処理施設整備事業 7,025百万円(7,720百万円)
【24年度補正】4,000百万円
2.事業計画(業務内容)
(1)処理促進のための改造
比較的長期間処理にかかる見込みの機器について処理能力を増強するため、比較的早期に処理が終わる見込みのラインを改造する。
(2)小規模な改造
従来行ってきた小規模な改造を引き続き積極的に行い、処理のボトルネックとなっている設備等の処理能力を向上させる。
(3)北海道事業所の増設工事
平成25 年度から安定器等PCB汚染物の処理を開始できるよう増設工事を着実に進める。
予算要求は77億2千万円、24年度補正予算が40億円、
で、平成25年度当初予算は70億円?!
施設整備事業、
北海道事業所の増設工事費など、年度ごとの予算執行をするから
こういう予算配分になるということなのだろうか?
よくわからない〜
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関連(本ブログ)
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■環境省 平成25年度予算概算要求 主要 新規 事項等の概要(2012年09月17日)
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■政府、13年度予算案を閣議決定−92.6兆円、7年ぶりの減額予算
日刊工業新聞-2013/01/30
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520130130aaau.html
政府は29日、一般会計総額を92兆6115億円とした2013年度予算案を閣議決定した。前年度当初予算(90兆3339億円)を上回る過去最大規模。ただ民主党政権は前年度予算で基礎年金の国庫負担分を一般会計と別枠で計上しており、これを加えた比較 ...