平成24年7月の千歳清掃工場以来、1年以上、とりあえず水銀による焼却炉停止はおきなかったが〜
平成24年度は、目黒、千歳
平成23年度は、千歳、杉並、板橋、
平成22年度は、足立、板橋、光が丘、千歳、目黒の5清掃工場7炉で連続、
東京二十三区清掃一部事務組合 平成25年9月19日
■水銀混入ごみによる江戸川清掃工場2号炉の停止について
江戸川清掃工場において、2号焼却炉の排ガス中水銀濃度が急激に上昇し、自己管理値※1(0.05mg/m³N)を超えるおそれが生じたため、直ちに焼却炉を停止しました。※2
なお、排ガス中の水銀濃度が一時的に自己管理値(0.05mg/m³N)を超えることがあっても、周辺地域に環境汚染や健康被害を生じることはありません。
区民、事業者の皆様におかれましては、適正なごみの出し方に従い排出されるようお願いします。
今後の見通しについては下記のとおりです。
記
1 停止日時 平成25年9月18日(水) 17時40分
2 経 緯 9月18日(水) 16時45分 排ガス水銀濃度の急激上昇
17時40分 焼却炉停止操作開始
18時00分 煙突入口水銀濃度0.106 mg/m³N(1時間平均値)
3 今後の見通し及び対応
設備の汚染状況調査と清掃等の対策を実施し、再立上げ予定
4 不適正ごみの搬入防止
プラント設備の機能などを脅かす不適正なごみの搬入防止に向けて、搬入物検査の強化と23区と連携して対策を継続して講じています。
※1 排ガス中の水銀に関して法律による排出基準はありませんが、東京二十三区清掃一部事務組合の清掃工場においては自己管理値(0.05mg/m³N)を定め、その遵守を徹底しています。
※2 江戸川清掃工場1号炉は、正常に焼却処理を行っています。
参考
●これまで水銀混入ごみにより炉停止した清掃工場
●23区清掃工場 区収集ごみ(家庭系)・持込ごみ(事業系) 搬入内訳(平成24年度)
TRPでも、今年5月実施の環境測定で、排ガス中の水銀が維持管理値 0.05 mg/m3 Nに対し、0.059 mg/m3 Nがあったので、心配していたが、、、
やはり23区の清掃工場でも、搬入物検査の強化といえども、根絶はなかなかできず、、、