【ベランダからみえる豊洲新市場予定地 土壌汚染対策工事現場の白煙】
ここのところ毎日気温が低いので、ベランダから、豊洲土壌汚染処理の化学プラントらしき煙突から、白煙がもくもくとたなびいているのを見続けていて、とても気になっていた。今日、どんな現場なのか、近くまで自転車で行ってみた。
豊洲新市場予定地の広大な敷地は、ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロム、カドミウムでいたるところが汚染されているという。土壌も地下水も環境基準を超えた汚染物質は除去し、地表から2mまでは土を入れ替え、その上に2.5mきれいな土を盛るという土壌汚染対策工事。
そして、その汚染物質の無害化処理も敷地内でおこなっている。(建設残土は新海面Bブロックに搬入)
所々、雪の塊が残る大きな道沿いに煙りめがけていってみた。なにしろ、人通りはまったくない工事現場の真っ只中である。工事現場は、金網や目隠しの幕がしてあるので、主に、“ありあけきたばし”と“きやりばし”の橋の上から写真を撮ってきた。たぶん、“6街区”“5街区”の工事現場である。方向感覚や地理感覚に全く疎いので、自分がどこにいるのか全然わからないのである。東京タワーと晴海清掃工場の煙突、東電の円筒状のビルで位置確認をしながら〜
土壌汚染処理のこと、東京都のホームページに詳しくでている
仮設土壌処理プラント、中温加熱処理、洗浄処理、掘削微生物処理が具体的のどんな処理方法なのか、調べてみようと、「土壌汚染対策等に関する専門家会議」資料や、土壌汚染処理の詳細資料などのPDFファイルを開こうとすると、パソコンのウイルス対策ソフトがなにかを検知してガードしてしまう。何度も挑戦してみたが、同じことの繰り返しで、結局は、その都度パソコンはシャットダウン、その間のデータは復元不可となり、PDFファイルを開くのはあきらめた。しかし、ホームページ上でもいろんなことが詳しくでている。
■豊洲新市場土壌汚染対策工事(5街区・6街区・7街区)
http://www.toyosusinsijyo-kouji.jp/
全体概要
工事箇所および施工者
工事概要
工事の進捗現場Photo Galleryより抜粋
汚染土壌を浄化する仮設土壌処理プラントが稼働し、処理が順調に進んでいます(写真?)。
仮設土壌処理プラントでは、熱を用いる中温加熱処理(写真?)、水で洗う洗浄処理(写真?、?)、微生物活動にて分解する掘削微生物処理(写真?)の3種類の処理を行っています。
洗浄処理プラントと掘削微生物処理プラントは、気密性の高いテントの中に設置しています(写真?)。これは、ベンゼンなどの揮発性物質の拡散防止に配慮しながら処理を進めるためです。
また、汚染土壌を一時的に保管する汚染土仮置ヤードにも、同じ目的でテントを設けています。
プラントは24時間で処理を行っており、3つの街区の汚染土壌を確実・効率的に処理します。
詳細は:http://www.toyosusinsijyo-kouji.jp/progress/
トップ > 豊洲新市場建設について >
Q1 豊洲新市場予定地はどのようなところで、なぜ汚染されているのでしょうか。
A 豊洲新市場の予定地は、昭和29年から海面の埋立てが始まり、ガスの製造工場が建設され、昭和31年から昭和63年まで、都市ガスの製造・供給が行われていました。現在では、工場は撤去され広大な更地が広がっており、平成9年に東京都が豊洲地区において着手した土地区画整理事業により、道路等の整備が進めてられています。
予定地の土壌汚染は、かつての石炭から都市ガスを製造する過程において生成された副産物などによるもので、7つの物質(ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロム、カドミウム)による、土壌及び地下水(六価クロムを除く)の汚染が確認されています。
豊洲の土壌汚染対策の延長で「築地からの移転は15年度」らしいが、近くの有明もオリンピックの選手村候補地となっているし〜 市場の移転、オリンピック誘致など実現すれば、その周辺の住民はたいへんな影響が予想される。先ずは、公共交通機関の大混乱、道路の大渋滞〜
しかし、市場が移転しようがしまいが、オリンピックが来ようが来まいが、どちらにしても、豊洲の土壌対策は確実に行うしかないのだろう。この巨大な土壌汚染対策事業だけでも数百億円になるのだろうから、ずさんな放射能除染事業のようなことにならないように、汚染物資の除去で、さらに汚染物質拡散などとならないように、十分な安全管理対策を望みたい。
■豊洲新市場施設計画発表 食の安全・安心を確保 にぎわい施設を併設
江東区報 平成25年1月11日号
ここのところ毎日気温が低いので、ベランダから、豊洲土壌汚染処理の化学プラントらしき煙突から、白煙がもくもくとたなびいているのを見続けていて、とても気になっていた。今日、どんな現場なのか、近くまで自転車で行ってみた。
豊洲新市場予定地の広大な敷地は、ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロム、カドミウムでいたるところが汚染されているという。土壌も地下水も環境基準を超えた汚染物質は除去し、地表から2mまでは土を入れ替え、その上に2.5mきれいな土を盛るという土壌汚染対策工事。
そして、その汚染物質の無害化処理も敷地内でおこなっている。(建設残土は新海面Bブロックに搬入)
所々、雪の塊が残る大きな道沿いに煙りめがけていってみた。なにしろ、人通りはまったくない工事現場の真っ只中である。工事現場は、金網や目隠しの幕がしてあるので、主に、“ありあけきたばし”と“きやりばし”の橋の上から写真を撮ってきた。たぶん、“6街区”“5街区”の工事現場である。方向感覚や地理感覚に全く疎いので、自分がどこにいるのか全然わからないのである。東京タワーと晴海清掃工場の煙突、東電の円筒状のビルで位置確認をしながら〜
土壌汚染処理のこと、東京都のホームページに詳しくでている
仮設土壌処理プラント、中温加熱処理、洗浄処理、掘削微生物処理が具体的のどんな処理方法なのか、調べてみようと、「土壌汚染対策等に関する専門家会議」資料や、土壌汚染処理の詳細資料などのPDFファイルを開こうとすると、パソコンのウイルス対策ソフトがなにかを検知してガードしてしまう。何度も挑戦してみたが、同じことの繰り返しで、結局は、その都度パソコンはシャットダウン、その間のデータは復元不可となり、PDFファイルを開くのはあきらめた。しかし、ホームページ上でもいろんなことが詳しくでている。
■豊洲新市場土壌汚染対策工事(5街区・6街区・7街区)
http://www.toyosusinsijyo-kouji.jp/
全体概要
工事箇所および施工者
工事概要
工事の進捗現場Photo Galleryより抜粋
汚染土壌を浄化する仮設土壌処理プラントが稼働し、処理が順調に進んでいます(写真?)。
仮設土壌処理プラントでは、熱を用いる中温加熱処理(写真?)、水で洗う洗浄処理(写真?、?)、微生物活動にて分解する掘削微生物処理(写真?)の3種類の処理を行っています。
洗浄処理プラントと掘削微生物処理プラントは、気密性の高いテントの中に設置しています(写真?)。これは、ベンゼンなどの揮発性物質の拡散防止に配慮しながら処理を進めるためです。
また、汚染土壌を一時的に保管する汚染土仮置ヤードにも、同じ目的でテントを設けています。
プラントは24時間で処理を行っており、3つの街区の汚染土壌を確実・効率的に処理します。
詳細は:http://www.toyosusinsijyo-kouji.jp/progress/
トップ > 豊洲新市場建設について >
Q1 豊洲新市場予定地はどのようなところで、なぜ汚染されているのでしょうか。
A 豊洲新市場の予定地は、昭和29年から海面の埋立てが始まり、ガスの製造工場が建設され、昭和31年から昭和63年まで、都市ガスの製造・供給が行われていました。現在では、工場は撤去され広大な更地が広がっており、平成9年に東京都が豊洲地区において着手した土地区画整理事業により、道路等の整備が進めてられています。
予定地の土壌汚染は、かつての石炭から都市ガスを製造する過程において生成された副産物などによるもので、7つの物質(ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロム、カドミウム)による、土壌及び地下水(六価クロムを除く)の汚染が確認されています。
豊洲の土壌汚染対策の延長で「築地からの移転は15年度」らしいが、近くの有明もオリンピックの選手村候補地となっているし〜 市場の移転、オリンピック誘致など実現すれば、その周辺の住民はたいへんな影響が予想される。先ずは、公共交通機関の大混乱、道路の大渋滞〜
しかし、市場が移転しようがしまいが、オリンピックが来ようが来まいが、どちらにしても、豊洲の土壌対策は確実に行うしかないのだろう。この巨大な土壌汚染対策事業だけでも数百億円になるのだろうから、ずさんな放射能除染事業のようなことにならないように、汚染物資の除去で、さらに汚染物質拡散などとならないように、十分な安全管理対策を望みたい。
■豊洲新市場施設計画発表 食の安全・安心を確保 にぎわい施設を併設
江東区報 平成25年1月11日号