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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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夏に提案競技手続き/新ごみ処理施設基本設計/尾張北部環境組合

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夏に提案競技手続き/新ごみ処理施設基本設計/尾張北部環境組合
日刊建設通信新聞 2019年4月18日
 愛知県江南市と犬山市、大口町、扶桑町で構成する尾張北部環境組合は、新ごみ処理施設整備事業の実施に向けて、今夏から施設の基本設計者を選定する公募型プロポーザル手続きを開始する。2019年度内に委託先を決める方針だ。 2市2町のごみ処理を広域化するため、江南市中般若町北浦の敷地約3haに、処理能力1日当たり197tのごみ焼却施設を新設する。...

処理方式は
▽ストーカ式焼却炉+灰の外部資源化▽ガス化溶融炉・シャフト式▽ガス化溶融炉・流動床式--の3つから選ぶ。
処理能力1日当たり197t。5時間当たり15tの能力を備えた破砕処理施設も整備する。
事業手法はDBO(設計・建設・運営)方式を採用する。
19年度から施設の基本設計などに着手。20年度に事業者を選定。21年度に詳細設計をまとめ、22年度に着工、25年度の供用開始を目指す。

 

広域処理でのごみ焼却施設の建設計画、
全国各地の広域処理、構成市町のプラスチック類の処理方式の違いにもさまざまな影響を与えている。そして大きな流れとして、共同処理となることでプラスチック類が焼却ごみとなっている。

この尾張北部環境組合でも、「新ごみ処理施設整備計画(概要版)」をみると資源ごみ(RPF)として収集していたプラスチック類は可燃ごみとしますとなっている。RPFとして民間施設で焼却されるよりも、自治体の焼却炉で管理されて燃やす方がまだマシかも知れないが、、、

なかには、新しい焼却施設の建設で容器包装プラスチック類を可燃ごみに変更という市もでてきたほどで、 尾張北部環境組合の場合は、「プラスチック製容器包装類については、現在と同様に法令等に基づき分別回収しリサイクルを実施する。」とはなっているが、、シャフト炉式ガス化溶融炉を選定する市町村では、概ねコークス替わりにプラスチック類をどんどん燃やすので、、、

 

尾張北部環境組合

尾張北部環境組合は、犬山市、江南市、大口町及び扶桑町のごみ処理を広域化するために、現在稼働している「犬山市都市美化センター(犬山市)」と「江南丹羽環境管理組合環境美化センター(江南市、大口町及び扶桑町)」の2つのごみ処理施設に代わる、新たなごみ処理施設を整備するために設立されました。

新ごみ処理施設整備計画 ごみ処理方式

尾張北部地域ごみ焼却処理広域化第1小ブロック会議が策定した「新ごみ処理施設整備計画」において、今後、専門家等により検討を行うこととされた新たなごみ処理施設のごみ処理方式について、ごみ処理方式検討委員会を設置し、技術的かつ詳細な検討を行いました。

 ごみ処理方式検討委員会の検討結果を踏まえ、新しいごみ処理施設の設計・建設等を行う事業者の選定にあたっては、以下の3つの処理方式を対象とすることとしました。

 ・ストーカ式焼却炉+灰の外部資源化

 ・ガス化溶融炉・シャフト式

 ・ガス化溶融炉・流動床式


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