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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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福島第一原発事故で放出した放射性廃棄物、米軍による被災地支援活動(トモダチ作戦)で出た低レベル放射性廃棄物、やっと、一時保管の横須賀基地から搬出

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米軍による被災地支援活動(トモダチ作戦)で出た低レベル放射性廃棄物、
一時保管されていた米海軍横須賀基地から、東京電力の契約した産業廃棄物処理業者が10、11の両日、搬出したという。今後、廃棄物処理法にのっとって処理されるということである。断熱材やダクトなど相当の放射能濃度なのではなきいかとおもうが、,,人体や環境に影響する放射線量は検出されていないとなっている、、、

なにしろ、原発事故によるセシウム137放出は、政府発表で1万5000テラベクレル
2011年3月の事故直後には1時間当たりおよそ800兆ベクレル放出といっていた、、、その7~8割は太平洋側に流れたというのだから、、米軍の艦艇の放射線被曝や乗員の被爆もかなりあったのは違いない、、

また、東京電力は、米軍のトモダチ作戦で出た低レベル放射性廃棄物は引き取り、新潟県で同様に引き取りを求めていた汚泥も、東電が費用負担で処理を検討するとの報道もあったが、本来なら、事故由来の放射性廃棄物は全て東電が引き取り処分をしてほしいものである、、、、電力会社は、放射能のエキスパートだろうに、、、

 

低レベル放射性廃棄物を搬出 一時保管の横須賀基地から
カナロコ(神奈川新聞) 2018年12月13日
 横須賀市は12日、米軍による東日本大震災の被災地支援活動(トモダチ作戦)で出た低レベル放射性廃棄物が、一時保管されていた米海軍横須賀基地(同市)から搬出された、と発表した。外務省が同日、市に伝えた。
 市基地対策課によると、搬出されたのは断熱材やダクト、布類などが入った段ボール箱27個と、熱交換器やラジエーターなど39個。
 東京電力の契約した産業廃棄物処理業者が10、11の両日、搬出した。今後、廃棄物処理法にのっとって処理される。人体や環境に影響する放射線量は検出されていない。

福島第1原発事故 県保管の放射性汚泥処理へ 東電が費用負担検討 /新潟
毎日新聞2018年12月8日 地方版
 県が保管している、東京電力福島第1原発事故後に発生した放射性セシウムを含む汚泥約6万トンについて、県が廃棄物処理業者に処分を依頼し、東電が費用負担する方向で検討を進めていることが7日、分かった。県は東電に引き取るよう求めてきたが、産業廃棄物を処理する許可がないなどとして、東電が応じていなかった。
 県によると、処理費用は少なくとも12億円に上る可能性がある。放射…


事故後、特別措置法でセシウム8,000Bq/Kg以上を指定廃棄物として国が責任を持って処理するとした。しかし、原発事故から間もなく8年になろうというのに、一都10県の指定廃棄物はそのまま放置、かろうじて福島分は処分場に搬入か、、、周辺県の除染廃棄物も、住宅地や田畑などに仮置き状態、、そのまま状態でセシウムの半減期を待つのだろうか?

福島原発事故の収束もまだ、原発事故由来の放射性廃棄物の処理も進んでいないというのに、政府や東電は、まるで原発事故などなかったかのように、原発の再稼働や海外での新設を進めている、ほんとうに信じられないことである、、、

 

 

福島第一原発から放出された
セシウム137(半減期30年)は政府発表で1万5000テラベクレル(テラは1兆)
2011年3月の事故直後には1時間当たりおよそ800兆ベクレル放出
2011年11月と12月の値は、1時間当たり6000万ベクレル放出
2012年1月は1時間当たり7000万ベクレル放出

最近は全くチェックしてないが、、、
2015年1月
資料 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/d150129_08-j.pdf
1~4号機原子炉建屋からの追加的放出量評価結果 平成27年1月評価分(詳細データ)
36 ページ
原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(平成27年1月)
平 成27年1月29日 環境線量低減対策
○1~4 号機原子炉建屋からの現時 点の放出量(セシウム)を、原子炉建屋上部等の空気中放射性物質濃度(ダ スト濃度)を基に評価。(各号機の採取地点は別紙参照)
○1~4 号機の大物搬入口は閉塞の状態で測定。
○1~4 号機建屋からの現時点の放出による敷地境界における被ばく線量は 0.03mSv/年以下と 評価。
○被 ばく線量は、原子炉建屋上部等の空気中放射性物質濃度を基に算出した1~4号機の放出量の 合計値は 0.008 億ベ クレル/時であり、原子炉の状態が安定していることから、0.1 億ベクレル/時 以下と評価している。

 

 


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