【全国の主なパイプライン施設の状況 】
☆神戸新聞『未来都市の象徴、「ごみパイプライン」斜陽 芦屋』より転載
地下に巨大な“粗大ごみ”残す 廃止相次ぐ「ごみパイプライン」
神戸新聞 2018年10月24日
かつて「未来都市の象徴」とされ、芦屋市臨海部の地下輸送管を利用したごみ収集施設「パイプライン」について、同市は15年後から順次廃止する方針を固めた。年間2億円前後という高額な維持管理コストが理由で、ごみ収集車による収集に切り替えていく。全国各地で導入されたパイプラインも次々と廃止。芦屋は対象の住宅地が約160ヘクタールと屈指の広さを誇るが、存廃論議を経て将来は姿を消しそうだ。
管路収集、そのうち23区だけになるのかな?
関連(本ブログ)
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23区の有明清掃工場、れっきとした管路収集システムを備えている。
もちろんたいへんな経費もかかっている、
ただしそのシステム利用の現状は、
収集プラント施設規模400t/日となっているが、
管路で収集した量は4,074.11t/年(平成25年度実績)
有明清掃工場で処理したごみ量の3.6%にすぎなかった。
夢の管路システム、地上をごみ収集車が走っている、
それでもまだまだとうぶんは継続、
●東京二十三区清掃一部事務組合 有明清掃工場「環境報告書2013」より抜粋