札幌市のごみ搬入過去最多 冷食多く火消えるトラブルも
北海道新聞 2018年9月11日
道内の停電がほぼ解消する中、札幌など都市部のごみ焼却施設には、停電の影響で販売できなくなった冷凍品や冷蔵品など事業系ごみが大量に持ち込まれている。札幌市内2カ所の焼却施設では、稼働を再開した10日以降の2日間で、6千トンが搬入された。処理能力を超え、過去最大の搬入量。ごみに含まれる水分で炉の火が消えるトラブルも起きている。(久保吉史) ...
大量の冷蔵・冷凍食品 滞りなく処理 清掃工場は止まらず
北海道新聞 2018年9月11日
胆振東部地震による停電の影響で、道南のスーパーや飲食店では大量の冷蔵・冷凍品がごみに変わった。道南最大の消費地函館市では、火力発電能力がある日乃出清掃工場が平常通りに稼働したことでごみが大量に放置される事態には至らなかった。
6日未明の停電発生後も、工場は正常に稼働を続けた。市環境部によると、最新の3号炉はごみ焼却に合わせてタービンを回す火力発電を行っており、常時、自家発電しているためだ。一般家庭を含めたごみの収集、処理は停電後も滞ることはなかったという。
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