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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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世界十三カ国の水道水(食塩、ビール)からマイクロプラスチック検出率81%、日本の水道水は調査していない~

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東京新聞「微小プラ、世界の水道水汚染 13カ国で検出率81%」から

 

米ミネソタ大などの研究グループの発表で、世界十三カ国の水道水のほか欧米やアジア産の食塩、米国産のビールに、地球規模の汚染が問題になっている微小な「マイクロプラスチック」が広く含まれていることがわかったという。ほとんどが繊維状で、繊維製品由来とみられるそうだ。

3月には、米国の報道組織オーブ・メディアが主導した調査で「ボトル入りミネラルウォーターからプラスチック粒子発見 米調査」というのもあったけど、その調査では、水そのものからというよりも、キャップを外すときに水に入り込むのではないかということのようだったが、、、

水道水も、ミネラルウオーターも、いろんなものにマイクロプラスチックの混入、

微小プラ、世界の水道水汚染 13カ国で検出率81%
東京新聞-2018年9月3日
 世界十三カ国の水道水のほか欧米やアジア産の食塩、米国産のビールに、地球規模の汚染が問題になっている微小な「マイクロプラスチック」が広く含まれていることを、米ミネソタ大などの研究グループが二日までに突き止めた。水道水の検出率は81%と高く、ほとんどは繊維状で繊維製品由来とみられる。日本の水道水は調査していない。 ...
◆大気経由で汚染か
<高田秀重・東京農工大教授(環境化学)の話> 水道水やビールなどから広く繊維状のマイクロプラスチックが検出された理由として、化学繊維による大気の汚染が考えられる。化学繊維製の衣服からの飛散、洗濯時の乾燥での飛散などが原因だと思われる。難燃剤など化学繊維に添加される物質の影響を調べなければいけないが、今回検出されたものの大きさや個数などから考えて、現状では人間の健康への影響は小さいだろう。ペットボトルを布や衣服へリサイクルしようとの流れがあるが、結果的に大気やそれを通じた水の汚染を助長する。使い捨てプラスチックの使用量の削減が何よりも重要だ。


関連(本ブログ)
ボトル入りミネラルウォーターのほぼ全てにプラスチック粒子発見(9カ国から集められた250本)米調査 2018年03月16日


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