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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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大阪市 平成29年度のごみ処理量(焼却量)は、90万トン(ピーク時の217万トンの59%減)前年度からは横ばい ~より一層のごみ減量をお願いします~

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大阪市「平成29年度のごみ処理量 ~より一層のごみ減量をお願いします~」から

 

なにしろ、過去には、大阪府、大阪市の1人当たりのごみ排出量は、全国的にみてもワーストワンというほどのごみ量で、、家庭系ごみよりも事業系ごみが圧倒的に多いという異質なパターンであった。事業系ごみをどこまで減量できるか、その施策に注目しているのだが、着実にごみは減量を続けているものの、、、、しかし、平成29年度ごみ量は、前年度比で横ばいのようで、より一層のごみ減量を呼びかけている~

大阪市、事業系ごみも、「事業者から排出されるごみの中には、依然として資源化可能な紙類等が含まれていることから、引き続き一般廃棄物と産業廃棄物の適正区分と、資源化可能物の再資源化にご協力のほど、よろしくお願いします。」となっている。大阪市は、ごみ焼却工場での資源化可能な紙類を搬入禁止にしても、それでも入ってくるのか、、、(23区では堂々と、資源化可能な紙類も清掃工場の受入品目になっている)

大阪市の取組 
「生ごみ3きり運動」「30・10(さんまるいちまる)運動」など、「食品ロス」削減に繋がる取組を推進

3きり運動の取組は他でもよく聞くが、30・10(さんまるいちまる)運動は独特でおもしろい、、、

 

大阪市

平成29年度のごみ処理量 ~より一層のごみ減量をお願いします~

2018年8月31日

平成29年度のごみ処理量について

 平成29年度のごみ処理量(焼却量)は、90万トンでした。
 これは、ピーク時である平成3年度の217万トンと比較すると、127万トン(59%減)の減量となりますが、前年度のごみ処理量からは横ばいになっています。
 大阪市では、平成28年3月に改定した一般廃棄物処理基本計画の減量目標「平成37年度のごみ処理量:84万トン」をめざし、これまでの減量施策に加え、市民・事業者・大阪市の連携のもと、ごみの発生抑制や再使用の取組(2R)をより一層進めることとしています。
 これまでの、ごみ減量の流れを継続・発展させるためにも、市民に皆さまには、より一層のごみの発生抑制や再使用の取組並びに「資源ごみ収集」、「容器包装プラスチック収集」、「古紙・衣類収集」などへの分別排出を徹底していただきますようご協力をお願いします。

平成29年度のごみ処理の流れについて

    平成29年度に大阪市内の家庭や事業所などから発生したごみの収集量は96.0万トンでした。そのうち、資源ごみや容器包装プラスチック、古紙・衣類などの資源回収量5.6万トンと破砕による金属回収量0.2万トンを合わせた資源化量5.8万トンを除く90.2万トンを焼却処理し、残った焼却灰13.6万トンを埋立処分しました。


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ごみ収集量
家庭や事業所から発生するごみのうち資源集団回収量や店頭回収量などを除き、市の処理施設等へ搬入されたごみ量です。 ごみ処理量
ごみ収集量から資源ごみ(びん・缶・ペットボトル)や容器包装プラスチック、古紙・衣類など市が収集後に資源化した量と、粗大ごみの処理工程において回収した金属類を資源化した量を除いたものであり、焼却処理した量です。 埋立処分量
ごみ処理量から焼却により焼却灰になったものを埋め立てた量です。

平成29年度 ごみ処理の流れ(詳細図)

平成29年度 ごみ処理の流れ(詳細版)(PDF形式, 381.56KB)

 

(略)

さらなるごみ減量を推進するために

 大阪市では、一般廃棄物処理基本計画を改定し、平成37年度までに、ごみ処理量を84万トンとすることを計画目標として定めていますが、この計画目標を達成するためには、市民・事業者の皆様の協力が不可欠です。

家庭から排出されるごみについて

 家庭系ごみにおける一人一日あたりのごみ処理量(焼却処理されるもの)については、355グラムと徐々に減量していますが、市民一人が排出する量は1年間で約130キログラムにもなります。
 家庭から排出された普通ごみの内容物を調査したところ(平成29年度家庭系ごみ組成分析調査結果)、分別収集の対象としている資源化可能物が約25%含まれており、そのうち資源化可能な紙類が約15%(資源化可能物の約6割)を占めていました。普通ごみとして排出されると、ごみとして処理されますが、コミュニティ回収(資源集団回収を含む)や古紙・衣類収集に分別排出していただくと、貴重な資源として再利用することができます。
 また、普通ごみのうちの約35%が生ごみであり、そのうち、いわゆる「食品ロス(手をつけていない食料品と食べ残し)」が約13%(生ごみの約4割)もあることが確認されています。今回の結果では、資源化可能物・食品ロスともに平成28年度の割合を上回って普通ごみに含まれていたため、より一層の分別排出のご協力をお願いします。

 大阪市では、「生ごみ3きり運動」「30・10(さんまるいちまる)運動」など、「食品ロス」削減に繋がる取組を推進しており、今後も、ご家庭で簡単に実践していただける、生ごみ減量に関する情報を積極的に発信していきたいと考えています。


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事業所から排出されるごみについて

 平成29年度の市内事業所における一事業所一日あたりの排出量については、7,194グラムで平成28年度と比較して40グラムの増量となっています。事業者から排出されるごみの中には、依然として資源化可能な紙類等が含まれていることから、引き続き一般廃棄物と産業廃棄物の適正区分と、資源化可能物の再資源化にご協力のほど、よろしくお願いします。

 また、大阪市では事業系ごみにおいても、「食品ロス」の削減を推進しており、各主体ごとに取り組める情報を発信していきますので、積極的に取組んでいただきますようよろしくお願いします。


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参考

平成28年度 東京都 1人1日当たりのごみ排出量は897g、リサイクル率R 22.1%  & 政令指定都市のごみ排出量2018年04月14日

 

 ●平成28年度政令指定都市の1人1日あたりのごみ排出量

 

大阪市の応援団でもなんでもないが、、、
大阪市は、ごみの排出全国ワースト1の汚名から脱却して、
どんどんごみを減量している~ 事業系ごみに焦点を当て、

●大阪市の1人1日当たりのごみ排出量推移

 

平成28年度 東京23区の1人1日当たりのごみ排出量は964g、リサイクル率 R 16.8%、ごみ処理量は311万トン、直接焼却率は84.3% 2018年04月15日                        

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