和光市と朝霞市/ごみ焼却施設を共同建設/PFI含め事業手法検討
日刊建設通信新聞-2 時間前
埼玉県和光市と朝霞市は21日、和光市内にごみ焼却処理施設を共同で建設し、ごみの広域処理を行うことに基本合意した。2019年度に協議会を設置して炉のあり方などの具体的検討に入り、10年後をめどに建設する。事業手法はPFIを含めて検討する。
県のごみ処理広域化計画で両市が広域の枠組みに位置付けられていることを踏まえ、和光市内でごみ焼却処理施設の用地を確保した上で広域化を和光市が打診し、朝霞市が応じた。和光市の清掃センター(下新倉6-17-1)付近に用地を確保する予定。
基本合意書には、次回のごみ焼却処理施設の建設地は朝霞市内で確保することを盛り込んでおり、両市が交互に場所を確保することになる。
ごみ処理の広域化により、ごみ焼却処理施設の建設費や維持管理費を抑えることが期待できるとしている。広域化の方法を組合方式と委託方式のいずれにするかは今後検討する。
和光市役所で開いた締結式では、松本武洋和光市長と富岡勝則朝霞市長が基本合意書に署名した。富岡市長は「単独でごみ焼却処理施設の建設事業を推進する直前だった。松本市長の英断に感謝する」と話した。
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和光市と朝霞市/ごみ焼却施設を共同建設/PFI含め事業手法検討
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