環境基準超えるダイオキシン類検出 県内三つの川から
新潟日報 2018年8月16日
県は16日、上越、新発田の両市と聖籠町の川で採取した河川水から環境基準値(1リットル当たり1ピコグラム以下)を超えるダイオキシン類が検出されたと発表した。いずれも下流に水道の取水はなく、健康被害の報告は出ていない。
調査はダイオキシン類対策特別措置法に基づき、7月2日に実施。上越市の矢代川新箱井橋で1リットル当たり2・6ピコグラム、聖籠町の新発田川東港新橋で同1・6ピコグラム、新発田市の落堀川藤村橋で同1・3ピコグラムを検出した。県環境対策課によると、原因は不明。県は今後も監視を継続する。
3地点共に、
ダイオキシン類、河川水質 環境基準超過の常連地域かな?
それにしても、平均で2.6pg-TEQ/L とは、、
調査結果を取りまとめのうえ、毎年公表しています。
また、廃棄物焼却炉等の設置者がダイオキシン類対策特別措置法等に基づき行った自主測定の結果についても、併せて公表しています。
平成30年度監視速報 ○平成30年度 新潟県ダイオキシン類常時監視調査 速報結果【大気】(PDF形式 63 キロバイト) ◎大気では、現在までのところ、環境基準値を超えるダイオキシン類は検出されていません。 ○平成30年度 新潟県ダイオキシン類常時監視調査 速報結果【河川水】(PDF形式 23 キロバイト) ◎河川水では、以下の地点で環境基準値を超えるダイオキシン類が検出されました。
※環境基準は個々の測定値でなく、年平均値で評価します。
【報道発表資料】新発田川東港新橋、落堀川藤村橋、矢代川新箱井橋(いずれも採水日H30.7.2)(PDF形式 74 キロバイト)
関連(本ブログ) 古いデータだが、
■平成28年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について2018年04月03日
■平成27年度ダイオキシン類に係る環境調査結果について(お知らせ)2017年03月28日
●平成27年度ダイオキシン類環境調査結果(公共水域 水質)23地点超過
環境基準 公共水域 水質:1pg-TEQ/L 以下(年平均)
年平均で超過の23地点超過と最大値超過の33地点(平均すると基準内)
都道府県/水域分類/水域名称/地点名称:m環境基準超過件数 , n検体数: 平均値,最大値
新潟県のみ抜粋
新潟県河川 信濃川中流庄瀬橋 1 4 0.79 1.6
新潟県河川 信濃川下流平成大橋 1 4 0.71 1.20
新潟県河川 能代川結地先(大島橋) 1 2 0.85 1.5
新潟県河川 関川下流稲田橋 3 4 3.0 6.8
新潟県河川 関川下流直江津橋 2 4 2.8 6.2
新潟県河川 保倉川下流古城橋 2 4 2.9 6.6
新潟県河川 福島潟潟口橋 2 4 0.98 1.3
新潟県河川 新発田川東港新橋 2 2 1.6 1.9
新潟県河川 矢代川下流新箱井橋 1 20.72 1.2
新潟県河川 落堀川藤村橋 1 20.96 1.1