環境省シンポジウム資料「洗顔料や歯磨きに含まれるマイクロプラスチックの問題について」から
おくればせながら、
日本もやっと「マイクロプラスチック」使用の法規制へ
微細プラの使用抑制を=漂着物処理法、今国会で改正-与野党
時事通信 2018年6月5日
洗顔料や歯磨き粉などに含まれる微細なプラスチック「マイクロプラスチック」の使用を抑制するよう事業者に努力義務を課す海岸漂着物処理推進法改正案(議員立法)が5日、今国会で成立する見込みとなった。与野党は法案の内容でおおむね合意。早ければ来週にも可決、成立する。海の生物に取り込まれ生態系に悪影響を及ぼすマイクロプラスチックに初めて法規制の網がかかることになる。
マイクロプラスチックは直径5ミリ以下のプラスチック。大きなごみが砕けて溶けずに細分化され、海に漂うなどして問題になっている。有害な化学物質を吸着する特徴があり、生態系の汚染も懸念される。
化粧品や洗顔料、歯磨き粉などに含まれる「マイクロビーズ」も含まれ、米国や英国などでは製造、販売を法的に規制しているが、日本では業界内の自主規制にとどまっている。(2018/06/05-18:05)
関連(本ブログ)
■洗顔料や歯磨き粉に使用 極小プラスチック粒子「マイクロビーズ」を英が来年末までに禁止へ 海などへ流出し「魚介に蓄積」の指摘 2016年09月04日
再掲
環境省 2016年1月、海ごみに関するシンポジウム配布資料洗顔料や歯磨きに含まれるマイクロプラスチックの問題について(大妻女子大学 兼廣春之教授)
洗顔料や歯磨きに含まれるマイクロプラスチックの問題について 【PDF 631KB】より抜粋
詳細は~
洗顔料や歯磨きに含まれるマイクロプラスチックの問題について 【PDF 631KB】へ~
参考に
●花王、資生堂、マンダム… 洗顔料・歯磨き粉・ボディソープ等に眼球損傷&環境汚染のプラスチック微粒子「マイクロビーズ」使用、米欧では規制進む
●食物連鎖に入り込む「スクラブ洗顔剤」の一部、米国で規制へ
●米国では規制を拡大、研磨剤「マイクロビーズ」は環境だけでなく身体にも悪影響を!