御前崎の廃棄物発電施設 初の住民説明会
中日新聞 2018年4月30日
御前崎市池新田地区に県内最大級の廃棄物発電施設の建設を計画する「大栄環境」(神戸市)が二十八日、池新田公民館で住民説明会を開いた。昨年十二月に計画が表面化して以来初めての開催。出席者約三百四十人のうち二十人余から質問が相次ぎ、その半数以上が計画推進過程の情報不足や不透明さ、安全性を疑問視する意見だった。
同社側が環境影響評価方法書の内容を説明した。それによると、施設は「御前崎リサイクルエネルギープラザ」として産業廃棄物を焼却。積載量四~二十五トンのトラックが一日百四十台出入りする。二〇二三年四月に運用を開始する予定。池新田財産区が所有地への進出を誘致し、財産区管理者の柳沢重夫市長名で同社と土地の賃貸借契約を交わした。 … … ..
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大栄環境の建設計画は(静岡新聞「御前崎にごみ焼却施設計画 津波浸水区域、発電も」から)
名称「御前崎リサイクルエネルギープラザ」
処理能力が200トン/日炉×2基
発電出力は1万2千キロワット規模
稼働は2022年ごろを予定
産業廃棄物や間伐材、廃材のほか、市内の家庭ごみも想定。
ごみを焼却して発電し、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して売電すると、、
業者との土地約2万8千平方メートルの賃貸借契約で18年度から年1千万円、稼働後は2千万円が財産区に支払われる。