ごみ焼却場反対デモで負傷者＝警官隊と衝突−中国・広州

■ごみ焼却場反対デモで負傷者＝警官隊と衝突−中国・広州
時事通信-2013/07/20
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013071900954
【香港時事】中国広東省の省都・広州市の花都区政府前で１９日、ごみ焼却場建設計画に反対する住民１０００人以上がデモを行った。香港のラジオが伝えた。デモ隊の一部は警官隊と衝突し、多数の負傷者が出た。
　花都区では１５日、郊外の町役場前で約１万人のデモがあったが、この時は混乱は起きなかった。町当局が話し合いに応じなかったため、住民が上部機関の区政府に押し掛けたとみられる。
　デモ隊の一部が警察のバリケードを突破して区政府に乱入しようとしたり、警官隊にペットボトルなどを投げ付けたりしたことから、警察側が区政府前に集まったデモ隊を強制排除したという。（2013/07/19-22:18）

■中国・広州市でごみ焼却場反対デモ
日本経済新聞-2013/07/20
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1904S_Z10C13A7FF2000/
【広州＝桑原健】中国広東省広州市花都区で19日、ごみ焼却場の建設計画に反対する住民の大規模なデモが起きた。数千人ともいわれる住民が参加し、区政府の庁舎前で警官隊と衝突して負傷者が出たもようだ。焼却場への反対デモは15日にも発生。広州市北部の花都区には日産自動車の中国合弁の乗用車工場や日産系の部品メーカーの工場が集まっている。
　中国の大都市では人口増加でごみ処理施設の必要性が強まる一方、環境意識の高まりから周辺住民の抗議活動も相次いでいる。広州市では2009年にも南部の番禺区で、ごみ焼却発電所の建設計画に反対するデモが発生。当局は計画中止を迫られた。

関連（本ブログ）
■ごみ焼却場反対、住民デモ＝１万人参加−中国・広州（2013年07月16日）