■日本紙パルプ、再利用難しい古紙使う家庭紙の新工場
日本経済新聞-2013/07/09
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO57116120Y3A700C1TJ1000/
国内紙商社最大手の日本紙パルプ商事は2015年3月、静岡県で製紙原料として再利用が難しかった古紙を使う家庭紙の大型工場を新設する。磁気シートが貼られた切符や樹脂フィルムが付けられた紙パックなどを主原料にトイレットペーパーなどを生産する。国内の製紙業界でも先駆的な取り組みとなり、資源の有効利用につながる。投資額は100億円程度。古紙の新たな再利用技術として競合他社が追随する可能性がある。
日本紙パルプ商事は印刷用紙などの卸売りが本業だが、主に家庭で使われるトイレットペーパーやティッシュなど「衛生用紙」の生産も国内4位で、6%程度のシェアを持つ。大王製紙など大手の主力製品は古紙を使わない「100%パルプ」品だ。一方、日本紙パルプ商事は古紙を多く使う低価格品に強い。
日本の製紙業界では王子ホールディングスなど各社が古紙リサイクル技術の開発に力を入れている。ただ、消費者が直接手に触れる家庭紙の主原料として金属分の含まれた古紙を使うケースはほとんどない。日本紙パルプ商事は業界に先駆けて、再生が難しい古紙を使う家庭紙の大型工場を建設する。
日本紙パルプの……
三栄レギュレーター東京工場(神奈川県川崎市)などでもで「難リサイクル古紙」も受け入れてトイレットペーパーなど生産している。心配なのは、このような、特定の工場へ入れられる紙類に限っては,分類基準が緩和されるということになるので、特定の地域・周辺での禁忌品などの分別基準に混乱がおきる可能性も大である。製紙メーカーも、いろんな思惑の中での取組なのだろう。ごみ減量の観点から見ると、面倒な分別もなしで古紙リサイクルができるのではあるが、結局は、磁気シート、樹脂フィルム等諸々の禁忌品は、紙ではないので、製紙メーカーでの残さとして処理されることとなる。
三栄レギュレータは川崎市のミックスペーパーの受入をしている。23区でも、雑がみ回収に力を入れている区は多い。全国的に、資源化に力を入れているのは、望ましいのではあるが〜 自治体側として考慮してほしいことは、しっかりとした分別で、禁忌品は入れずに、分別すれば古紙として売却できるということ。分ければ資源として売れる、分けなければ無償での引き取りか、処理料を払うことになる。アメリカやヨーロッパと比較して、これまで日本の古紙は分別がいいことで輸出も有利であったのだ。プラスチック混じりの古紙の禁忌品まで集めても、自分の自治体の可燃ごみ量の若干の削減にはなれど、結局は、製紙メーカーではそれら取り除いたプラスチック類は焼却をすることになる。そういう現実をあわせて考えたい。とりあえず〜
■【廃棄物】インド民間企業による初の古紙回収・リサイクル事業
インド進出支援ポータル-2013/07/09
http://www.india-bizportal.com/industry/infra/p12738/
インド企業Sort India Enviro-Solutions社は、インドで初となる企業としての古紙回収を開始し、ウェブサイト“pastiwala”(www.pastiwala.com)を公開してインドの各家庭の古紙回収の革新を図っている。
Paresh Parekh氏が発案した古紙回収・リサイクル事業では現在、三輪自動車25台、四輪自動車10台、大型トラック20台を使用している。
Parekh氏は2013年に試験的に事業を開始した。買い取り価格は現在、古紙1kg当たり13ルピーだ。作業担当者としては現在数千人の学生や一般市民、専門技術を持たない労働者等が登録している。
独創的な事業への貢献と環境に優しい街づくり支援を目的としている当時業によって、 2万トンの古紙がリサイクルされるごとに、34万本の木が守られる計算だ。2010年から、Parekh氏の取り組みによってVadodaraでは100万本以上の木を守ってきた。同氏はインド全土にこの活動を広める準備をしている。
同社は再生紙メーカーと提携しており、サプライチェーンを確立させる役割を担う予定だ。同氏は「インドは現在、リサイクルのために大量の古紙を輸入しており、古紙回収の過程は統一されていない」と指摘している。
今後はIT技術を活用することで、古紙回収の予約やトラックの追跡を行えるようにする模様だ。
日本経済新聞-2013/07/09
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO57116120Y3A700C1TJ1000/
国内紙商社最大手の日本紙パルプ商事は2015年3月、静岡県で製紙原料として再利用が難しかった古紙を使う家庭紙の大型工場を新設する。磁気シートが貼られた切符や樹脂フィルムが付けられた紙パックなどを主原料にトイレットペーパーなどを生産する。国内の製紙業界でも先駆的な取り組みとなり、資源の有効利用につながる。投資額は100億円程度。古紙の新たな再利用技術として競合他社が追随する可能性がある。
日本紙パルプ商事は印刷用紙などの卸売りが本業だが、主に家庭で使われるトイレットペーパーやティッシュなど「衛生用紙」の生産も国内4位で、6%程度のシェアを持つ。大王製紙など大手の主力製品は古紙を使わない「100%パルプ」品だ。一方、日本紙パルプ商事は古紙を多く使う低価格品に強い。
日本の製紙業界では王子ホールディングスなど各社が古紙リサイクル技術の開発に力を入れている。ただ、消費者が直接手に触れる家庭紙の主原料として金属分の含まれた古紙を使うケースはほとんどない。日本紙パルプ商事は業界に先駆けて、再生が難しい古紙を使う家庭紙の大型工場を建設する。
日本紙パルプの……
三栄レギュレーター東京工場(神奈川県川崎市)などでもで「難リサイクル古紙」も受け入れてトイレットペーパーなど生産している。心配なのは、このような、特定の工場へ入れられる紙類に限っては,分類基準が緩和されるということになるので、特定の地域・周辺での禁忌品などの分別基準に混乱がおきる可能性も大である。製紙メーカーも、いろんな思惑の中での取組なのだろう。ごみ減量の観点から見ると、面倒な分別もなしで古紙リサイクルができるのではあるが、結局は、磁気シート、樹脂フィルム等諸々の禁忌品は、紙ではないので、製紙メーカーでの残さとして処理されることとなる。
三栄レギュレータは川崎市のミックスペーパーの受入をしている。23区でも、雑がみ回収に力を入れている区は多い。全国的に、資源化に力を入れているのは、望ましいのではあるが〜 自治体側として考慮してほしいことは、しっかりとした分別で、禁忌品は入れずに、分別すれば古紙として売却できるということ。分ければ資源として売れる、分けなければ無償での引き取りか、処理料を払うことになる。アメリカやヨーロッパと比較して、これまで日本の古紙は分別がいいことで輸出も有利であったのだ。プラスチック混じりの古紙の禁忌品まで集めても、自分の自治体の可燃ごみ量の若干の削減にはなれど、結局は、製紙メーカーではそれら取り除いたプラスチック類は焼却をすることになる。そういう現実をあわせて考えたい。とりあえず〜
■【廃棄物】インド民間企業による初の古紙回収・リサイクル事業
インド進出支援ポータル-2013/07/09
http://www.india-bizportal.com/industry/infra/p12738/
インド企業Sort India Enviro-Solutions社は、インドで初となる企業としての古紙回収を開始し、ウェブサイト“pastiwala”(www.pastiwala.com)を公開してインドの各家庭の古紙回収の革新を図っている。
Paresh Parekh氏が発案した古紙回収・リサイクル事業では現在、三輪自動車25台、四輪自動車10台、大型トラック20台を使用している。
Parekh氏は2013年に試験的に事業を開始した。買い取り価格は現在、古紙1kg当たり13ルピーだ。作業担当者としては現在数千人の学生や一般市民、専門技術を持たない労働者等が登録している。
独創的な事業への貢献と環境に優しい街づくり支援を目的としている当時業によって、 2万トンの古紙がリサイクルされるごとに、34万本の木が守られる計算だ。2010年から、Parekh氏の取り組みによってVadodaraでは100万本以上の木を守ってきた。同氏はインド全土にこの活動を広める準備をしている。
同社は再生紙メーカーと提携しており、サプライチェーンを確立させる役割を担う予定だ。同氏は「インドは現在、リサイクルのために大量の古紙を輸入しており、古紙回収の過程は統一されていない」と指摘している。
今後はIT技術を活用することで、古紙回収の予約やトラックの追跡を行えるようにする模様だ。