☆清掃工場分のみ(破砕ごみ処理施設分は含まず)
グラフは、清掃一組「ごみ性状調査結果」より作成
東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2013年6月10日
■ごみ性状調査結果
ごみ性状調査とは、ごみの組成等の実態を把握することにより、一般廃棄物処理施設の適正な運営を図るための基礎資料を得るために実施している調査です。調査項目は物理組成(紙類、厨芥、プラスチック類、金属、他)、3成分(水分、可燃分、灰分)、発熱量、重金属含有量等です。
平成24年度測定結果
プラスチック類は16.8%で高止まり、当初の予測より大幅に増えている〜
23区、まだ容器包装プラスチックの分別回収をしていない区も多いので、
清掃工場で燃やされたごみ、大雑把に種類別に重量計算すると、、
平成24年度、紙類:1,066千t、生ごみ:658千t、プラスチック類:447千t、
草木:267千t、繊維:162千t、ゴム・皮革:26千t
そして、金属、陶磁器、ガラス、家電などの焼却不適物が35千tも清掃工場で燃やされたということ
資源化可能な紙類、プラスチック類、生ごみも、、、、
●清掃工場に搬入されたごみ 平成24年度
☆清掃工場分のみ(破砕ごみ処理施設分は含まず)
●不燃ごみ処理センターに搬入されたごみ 平成24年度
●清掃工場別 ごみ性状調査結果(各工場とも年4回調査の平均値)
再生可能エネルギー特措法施行(FIT制度)対応で、今後は、1工場 年12回の測定。RPS制度を継続する古い工場は、これまでどおりの1工場 年4回測定。バイオマス比率 平成23年度の全工場平均は約56%ということだったが、平成24年度、単純に計算すると約80%になる。何か計算が違うのかもしれない、、、(固定価格買取制度のバイオマス分とは紙、厨芥、布類、草木)
有明清掃工場は、約4%の管路収集を除けば、すべて事業系の持込みごみ。破砕ごみ処理施設は、粗大ごみ破砕後の焼却施設。いつもは、畳が十パーセント以上あったが、24年度は2%のみ。破砕ごみの近隣清掃工場での焼却が,着実に進んでいるということか〜 破砕ごみ処理施設は平成27年度末で廃止予定。
家庭系の区集収ごみが多いか、事業系の持込みごみが多いかで、ごみの性状も少し変わってくるようだ、各工場の区収と持込みの割合、平成24年度に関してはまだ事業年報が公表されていないので平成23年度で参考に。例年それほど変化はないとおもうので、、
●平成22年度の各清掃工場の区収集ごみと持込みごみの割合
■重金属含有量(乾電池、蛍光灯類を除く)(mg/kg)
何もプラスチックに限らず、様々なごみに重金属類が含まれているのがよくわかる。たまたま取り出したごみにこれほども含まれているのだから。清掃一組としては出口対策が仕事、しかし、多額の費用をかけての重金属類など貴重な調査、これを免罪符にすることなく、不適正ごみ搬入阻止に有効に活用してほしい。乾電池や蛍光灯類の調査や公表も然り、もっと水銀対策等に毅然として立ち向かうべきなのではないか。廃棄物処理事業の立場から、こうも、わが国の、重金属規制の緩いことにモノ申さなくては。包装材、印刷インキ、プラスチック添加剤等など、欧米に比べて、化学物質や重金属類の規制は甘いように思える。入口対策なしでの出口対策には限界がある。おまけに排ガスの重金属規制もないし。特に23区で、蛍光灯などの水銀含む廃棄物の、不燃ごみ扱いから、有害物ごみや資源物として扱い、清掃工場への搬入阻止へ何らかの対策をしなければ、、、
※不燃ごみ処理センターなどの施設の環境調査などの報告はほとんどないが、蛍光管などの破砕でかなりの水銀が気化しているのかな?
《カドミウム》
《鉛》
《ひ素》
《総水銀》
《セレン》
全工場で不検出
《亜鉛》
《総クロム》
《リチウム》
《平成24年度 搬入先ごみ性状調査結果(全工場出現範囲)》
《破砕ごみ処理施設》
参考(本ブログ)
■23区 清掃工場「ごみ性状調査結果(平成23年度)」 ごみ組成&重金属含有量(2012年07月11日)
グラフは、清掃一組「ごみ性状調査結果」より作成
東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2013年6月10日
■ごみ性状調査結果
ごみ性状調査とは、ごみの組成等の実態を把握することにより、一般廃棄物処理施設の適正な運営を図るための基礎資料を得るために実施している調査です。調査項目は物理組成(紙類、厨芥、プラスチック類、金属、他)、3成分(水分、可燃分、灰分)、発熱量、重金属含有量等です。
平成24年度測定結果
プラスチック類は16.8%で高止まり、当初の予測より大幅に増えている〜
23区、まだ容器包装プラスチックの分別回収をしていない区も多いので、
清掃工場で燃やされたごみ、大雑把に種類別に重量計算すると、、
平成24年度、紙類:1,066千t、生ごみ:658千t、プラスチック類:447千t、
草木:267千t、繊維:162千t、ゴム・皮革:26千t
そして、金属、陶磁器、ガラス、家電などの焼却不適物が35千tも清掃工場で燃やされたということ
資源化可能な紙類、プラスチック類、生ごみも、、、、
●清掃工場に搬入されたごみ 平成24年度
☆清掃工場分のみ(破砕ごみ処理施設分は含まず)
●不燃ごみ処理センターに搬入されたごみ 平成24年度
●清掃工場別 ごみ性状調査結果(各工場とも年4回調査の平均値)
再生可能エネルギー特措法施行(FIT制度)対応で、今後は、1工場 年12回の測定。RPS制度を継続する古い工場は、これまでどおりの1工場 年4回測定。バイオマス比率 平成23年度の全工場平均は約56%ということだったが、平成24年度、単純に計算すると約80%になる。何か計算が違うのかもしれない、、、(固定価格買取制度のバイオマス分とは紙、厨芥、布類、草木)
有明清掃工場は、約4%の管路収集を除けば、すべて事業系の持込みごみ。破砕ごみ処理施設は、粗大ごみ破砕後の焼却施設。いつもは、畳が十パーセント以上あったが、24年度は2%のみ。破砕ごみの近隣清掃工場での焼却が,着実に進んでいるということか〜 破砕ごみ処理施設は平成27年度末で廃止予定。
家庭系の区集収ごみが多いか、事業系の持込みごみが多いかで、ごみの性状も少し変わってくるようだ、各工場の区収と持込みの割合、平成24年度に関してはまだ事業年報が公表されていないので平成23年度で参考に。例年それほど変化はないとおもうので、、
●平成22年度の各清掃工場の区収集ごみと持込みごみの割合
■重金属含有量(乾電池、蛍光灯類を除く)(mg/kg)
何もプラスチックに限らず、様々なごみに重金属類が含まれているのがよくわかる。たまたま取り出したごみにこれほども含まれているのだから。清掃一組としては出口対策が仕事、しかし、多額の費用をかけての重金属類など貴重な調査、これを免罪符にすることなく、不適正ごみ搬入阻止に有効に活用してほしい。乾電池や蛍光灯類の調査や公表も然り、もっと水銀対策等に毅然として立ち向かうべきなのではないか。廃棄物処理事業の立場から、こうも、わが国の、重金属規制の緩いことにモノ申さなくては。包装材、印刷インキ、プラスチック添加剤等など、欧米に比べて、化学物質や重金属類の規制は甘いように思える。入口対策なしでの出口対策には限界がある。おまけに排ガスの重金属規制もないし。特に23区で、蛍光灯などの水銀含む廃棄物の、不燃ごみ扱いから、有害物ごみや資源物として扱い、清掃工場への搬入阻止へ何らかの対策をしなければ、、、
※不燃ごみ処理センターなどの施設の環境調査などの報告はほとんどないが、蛍光管などの破砕でかなりの水銀が気化しているのかな?
《カドミウム》
《鉛》
《ひ素》
《総水銀》
《セレン》
全工場で不検出
《亜鉛》
《総クロム》
《リチウム》
《平成24年度 搬入先ごみ性状調査結果(全工場出現範囲)》
《破砕ごみ処理施設》
参考(本ブログ)
■23区 清掃工場「ごみ性状調査結果(平成23年度)」 ごみ組成&重金属含有量(2012年07月11日)