■ 前町長2人に賠償請求=ダイオキシン問題で-大阪の環境組合
時事通信-2017年6月7日
大阪府の豊能、能勢両町でつくる豊能郡環境施設組合は7日、能勢町のごみ焼却施設から排出された高濃度のダイオキシンを含む廃棄物が神戸市内に無断で埋められた問題で、当時の両町長に埋め立て処理費用9650万円を賠償請求したと発表した。
請求を受けたのは組合管理者だった前豊能町長の田中龍一氏と、副管理者だった前能勢町長の山口禎氏。組合によると、田中氏らは処理業者と正式な委託契約を結ばず公金の支出を決済した。監査委員は4月、「適法な支出負担行為でないことはわずかな注意で判断できた」と指摘、両氏に処理費用を賠償させるよう組合に勧告した。(2017/06/07-18:36)
■ ダイオキシン廃棄物無断埋め立て、元町長2人に9650万円賠償請求 「処理費用を不適切支出」
産経ニュース-2017年6月7日
大阪府能勢、豊能両町でつくる豊能郡環境施設組合が、ダイオキシンを含む廃棄物を無断で神戸市に埋め立てた問題で、同組合は7日、当時組合管理者だった田中龍一・元豊能町長と、副管理者だった山口禎・元能勢町長の不適切な判断による支出だとして、処理費用9650万円を両氏に賠償請求したと明らかにした。請求は6日付。
住民らが2月、両氏に損害賠償を求めるよう組合に監査請求していた。監査の結果、業者と組合の間で廃棄物処理の契約が結ばれていないのに処理費用を支出したのは、管理者として重大な過失に当たると判断された。
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【能勢ダイオキシン】前町長2人に埋め立て処理費用9650万円を賠償請求=豊能郡環境施設組合
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