仙南クリーンセンターの外観
神鋼環境ソリューション「仙南地域広域行政事務組合「仙南クリーンセンター」の落成式開催について」より
■ 仙南クリーンセンター 落成式 ごみ処理、最新式に 行政事務組合 /宮城
毎日新聞 2017年4月1日
仙南地域広域行政事務組合(理事長・滝口茂柴田町長)が、角田市毛萱地区で整備していた「仙南クリーンセンター」の落成式が30日開かれた。昨年12月から試験運転を開始しており、4月1日から本格稼働する。
新施設は、有害物質を高温で燃焼して分解する最新式の「流動床式ガス化溶融炉」を採用。仙南2市7町の約6万8000世帯(約17万5000人)の家庭ごみを受け入れる。1日200トンのごみを処理でき、焼却灰はスラグ化し土木資材として再利用する。
同組合はこれまで、角田、大河原の二つの衛生センターでごみを処理してきた。しかし施設の老朽化に伴い、…

成29年3月30日
株式会社神鋼環境ソリューション
仙南地域広域行政事務組合「仙南クリーンセンター」の落成式開催について
式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市、社長:粕谷強)が、平成26年1月から仙南地域広域行政事務組合(宮城県白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町)向けに、建設を進めてまいりました「仙南クリーンセンター」の落成式が、3月30日(木)に開催されましたのでお知らせします。
本事業は、DBO(Design:設計、Build:建設、Operate:運営)事業により、当社が本施設(流動床式ガス化溶融炉)の設計・施工を実施し、本年4月から15年間にわたり、当社とグループ会社である神鋼環境メンテナンス株式会社(本社:神戸市、社長:竹内徹)で構成した特別目的会社にて運営・維持管理業務及び最終処分場の延命化を行う事業です。
多種多様なごみの処理が可能な流動床式ガス化溶融炉の特長を活かし、仙南最終処分場に埋め立てられた廃棄物を掘り起こして処理することにより、最終処分場の延命化を実現します。
当社は国内外にて実績を重ね、流動床式ガス化溶融炉のトップメーカーとして、現在国内では本案件を含め17件、海外で2件の受注実績を保有しております。今後も、これまで培ってきた技術を駆使し、循環型社会の形成・環境保全の推進に貢献してまいります。
式典には、仙南地域広域行政事務組合理事長 滝口 茂様、関係市町長様、組合議会関係者、地元関係者をはじめ工事関係者など約100名の方が出席されました。
記
1.日 時:平成29年3月30日(木)10:30~11:30
2.場 所:宮城県角田市毛萱字西ノ入地内
仙南クリーンセンターの外観 落成式でのテープカットの様子
(左から2人目が粕谷社長、4人目が滝口組合理事長)
(参考)
1.「(仮称)仙南クリーンセンター整備運営事業」の概要
①事業内容 熱回収施設(流動床式ガス化溶融炉)の設計・建設、運営・維持管理業務、
及び最終処分場の延命化
②工期・履行期間
(1)整備工事(設計・建設) :平成26年1月から平成29年3月まで
(2)運営・維持管理業務 :平成29年4月から平成44年3月まで
(3)最終処分場の延命期間 :平成26年1月から平成44年3月まで
③契約金額 約190億円(消費税含まず)
④契約者
(1)整備工事(設計・建設) :当社
(2)運営・維持管理業務 :株式会社仙南環境サービス
(当社と神鋼環境メンテナンス株式会社の2社共同出資により設立した目的会社)
⑤施設の能力
熱回収施設 :200トン/日(100トン/24h×2系列)
⑥本事業の特徴
(1)可燃ごみに加えて、最終処分場の掘り起こしごみも処理し、最終処分場の延命化を実施
(2)国内最高水準の高効率ごみ発電に省エネルギー対策を組み合わせて、余剰電力を最大化
(3)回収される溶融スラグ、鉄、アルミ、その他金属は全量有効利用を実施
2.仙南クリーンセンターのシステムフロー
詳細は当社ホームページを御参照下さい。
以上
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