■ ごみ処理場を共同新設へ 敦賀市と美浜町、26年度めど利用開始
中日新聞 2017年2月23日
敦賀市と美浜町は二十二日、家庭ごみの共同処理に関する協定を結んだ。両市町は最終処分場や焼却・リサイクル施設を共同で新設し、処理することなどを目指す。
協定などによると、二〇二二年度を目標に敦賀市清掃センターで美浜町のごみを処理したり、市内に最終処分場を建てて供用を始めたりする。老朽化が進んでいるセンターに代わる焼却・リサイクル施設については、市町のどちらかに新設し、二六年度をめどに共同で利用できるようにする。建設工事費や維持管理費の低減が狙い。
嶺南六市町は昨年度に、家庭ごみについて敦賀市と美浜町が、若狭町以西の四市町がそれぞれ共同で処理する方針を決めていた。
市役所で開かれた調印式で、山口治太郎町長は「非常にうれしい」と話し、渕上隆信市長は「市民、町民にごみ処理は身近。ご迷惑を掛けないよう取り組みを進めたい」と語った。
(古根村進然)