■ 能勢ダイオキシン問題 前町長「処理費用は妥当」
毎日放送 2017年2月15日
ダイオキシンを含む廃棄物の処理が問題となっている大阪府豊能町と能勢町でつくる環境施設組合の議会が、一連の経緯を調査する百条委員会を開き、前の能勢町長が証人として出席しました。
この問題は、豊能郡環境施設組合がダイオキシンを含む廃棄物を無断で神戸市に埋めていたもので、去年8月、組合の議会は処理の経緯や約1億円を支出した契約などを調査するため、百条委員会を設置しました。
15日、開かれた百条委員会で証人として出席した山口禎前能勢町長は、委員から9650万円かかった処理費用について問われ「妥当な金額だったと思う」と証言しました。午後からは、環境施設組合の責任者だった前の豊能町長も証人として出席する予定です。
廃棄物は現在、豊能町内の仮置き場で来年10月までの期限で保管されています。