福島第1原発2号機に進入した掃除用ロボットが、堆積物を除去する様子。写真上は作業前、写真下では中央からやや右の堆積物が除去されている(東京電力提供)
■ 格納容器で推定650シーベルト 事故後また最高値、福島2号機
47NEWS-2017年2月9日
東京電力は9日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内に投入した自走式の堆積物除去ロボットで撮影した画像を分析した結果、内部の空間放射線量が毎時650シーベルトと推定されたと発表した。前回調査の530シーベルトを上回る過去最高値。ロボットの走行ルート上には、堆積物で走行できない箇所も見つかった。
堆積物は、圧力容器真下のスペースにつながる機器交換用レール(長さ約7メートル)の一部に付着。圧力容器直下の作業用足場には、溶けた核燃料(デブリ)の可能性がある堆積物があり、調査範囲などが大きく制限される可能性が出てきた。
■ 掃除ロボ不具合で断念=2号機投入、推定650シーベルト-福島第1
時事通信-2017年2月9日
東京電力は9日、炉心溶融(メルトダウン)を起こした福島第1原発2号機の本格的な調査に向け、内部の堆積物を除去する掃除用ロボットを投入した。約2時間でカメラの映像が暗くなったため作業を断念し、掃除ロボを回収した。映像から推定した空間放射線量は毎時650シーベルトに上り、強い放射線でカメラに不具合が生じたとみられる。 ...













撮影日:2017年2月9日
提供:東京電力ホールディングス株式会社
動画2017/2/9(木)福島第一原子力発電所2号機格納容器ペデスタル内事前調査について(堆積物除去)
関連リンク【参考配布】
2号機 原子炉格納容器内部調査における堆積物除去作業の実施結果(PDF 321KB)
掲載
カテゴリー
■状況取り組み
調査
■ピックアップ
ロボットによる調査・作業