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大熊町、飯舘村、放射性物質を含む可燃性廃棄物焼却の測定事例( 指定廃棄物処理情報サイト)

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☆放射性物質を含む可燃性廃棄物の焼却の測定事例
環境省 指定廃棄物処理情報サイトより転載

減容化に向けた取組は
指定廃棄物のうち、農林業系副産物や下水汚泥などの可燃性廃棄物は、長期保管による腐敗や自然発火を防止するため、焼却・乾燥・溶融などにより減容化や安定化することが重要です。処理後の焼却灰は適正に処分いたします。
放射性物質により汚染された廃棄物の処理について
指定廃棄物の種類、指定状況等 [PDF:600KB]
焼却の安全性について [PDF:716KB]
放射性物質を含む可燃性廃棄物の焼却の測定事例 [PDF:582KB]


放射能濃度が8,000ベクレル/kgを超える指定廃棄物は、1都10県で、平成25年3月31日時点で121,180tとなっている。今後も、焼却灰や除染廃棄物もさらに増えてくるのだろう。高濃度放射能汚染廃棄物の中間処理、指定廃棄物の最終処分場の設置場所は一向に決まる気配はない。可燃物を減容化するための焼却施設も、設置する地域の住民理解は得難いのだろうが、すでに大熊町と飯舘村で焼却しているとは気がつかなかった〜 これまで、原発施設での低レベル放射性廃棄物の焼却・溶融処理は「固形物の減容化」として千Bq/kg〜百万Bq/kg(平均10万Bq/kg)を焼却していたようではあるが、最大72万Bq/kgの草木の焼却となると、さすがに、

実証試験的?
飯舘村:約29kg/時
大熊町:約50kg/時
鮫川村:傾斜回転床炉 199Kg/時 

福島県内の(仮設)焼却炉設置動向↓↓(本ブログから)
相馬市(光陽):570t/日(150t/日×2基、270t/日×1基)タクマ約40億円
南相馬市(小高):200t/日→最終的には600t/日に拡大
・伊達市?
・田村市?
・広野町?
・楢葉?
・川内?

福島県大熊町、
放射性セシウム濃度が最大72万Bq/kgの除染廃棄物を焼却した事例において,バグフィルタ−出口の排ガス中の放射性セシウム濃度は濃度限度を十分下回っていることが確認されています。バグフィルタ−+HEPAフィルタ−
焼却物 45,000 〜 723,000 Bq/kg 
焼却主灰 443,000 〜 2,048,000 Bq/kg
焼却飛灰 289,000 〜 2,380,000 Bq/kg
排ガス
(バグフィルター出口) 検出下限値未満 〜 1.40 Bq/m3

大熊町も飯舘村も、バグフィルター出口の測定結果はあるが、煙突排ガスの測定結果はなし。
セシウム134+セシウム137が1以下になっているのだろうか?

福島県飯舘村、
放射性セシウム濃度が最大9万Bq/kgの除染廃棄物を焼却した事例において,バグフィルタ−出口の排ガス中の放射性セシウム濃度は濃度限度を十分下回っていることが確認されています。バグフィルター+HEPAフィルター
焼却物 24,000 〜 91,000 Bq/kg
焼却主灰 496,000〜2,066,000 Bq/kg ←なぜ主灰がこんなに高濃度?
焼却飛灰 778,000〜2,080,000 Bq/kg
排ガス(バグフィルター出口) 検出下限値未満 〜 1.31 Bq/m3


放射性物質を含む可燃性廃棄物の焼却の測定事例










双葉、大熊、楢葉3町の計12カ所を検討していることを明らかにした。

関連(本ブログ)
■調査候補地に3町12カ所=中間貯蔵、地元に受け入れ要請−政府(2012年08月19日)
■廃棄物処理計画 (田村市、南相馬市、川俣町、楢葉町、富岡町、 川内村、大熊町、浪江町、葛尾村、飯舘村)(2012年06月11日)

表 対策地域内(沿岸自治体)における災害廃棄物の状況

災害廃棄物推定量:可燃物量 169,000t







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