
◆名 称
エコプロ2016 ~ 環境とエネルギーの未来展[第18回]
◆会 期
2016年12月8日(木)~10日(土) 10:00~18:00 [最終日(土)は17:00まで]
◆会 場
東京ビッグサイト[東ホール]
◆入場料
無料(登録制)
今年は、太平洋セメントさんで、
清掃工場等の焼却灰セメント原料化、飯舘村の廃棄物減容化実証事業のことなどを聞いてきた~
一度、あのロータリーキルン炉という実物を見学したいと思っているが、まだ実現できず、
セメント会社は全国各地にあるのだろうが、、、なかなかチャンスが巡ってこない、、
太平洋セメント
お子様向けに「セメント体験教室」も、、、
セメントの原料は石灰石・粘土・けい石・鉄原料ということで、焼却灰などはセメント原料と成分が類似しているために原料の一部として活用することができる。(代替原料)
ロータリーキルンと呼ばれている回転窯は直径4~6m程度、長さ60~100m程度の円筒を横に置いたような形状であり、鋼鉄でできています。この内部には、隙間なく耐火レンガがはりつけてあり、高温に耐える構造になっています。
1年間に約700万トンの廃棄物や副産物を100%リサイクルしています。
廃タイヤ、廃プラスチック、シュレッダーダスト、木くずなどは、高い発熱量を持っているため、セメント焼成に使用される燃料の補助として活用することができる。(代替燃料)
飯舘村の廃棄物減容化実証事業
実証事業のこと
気になっていたことをあれこれ聞いてきた~
太平洋セメントの「乾式セシウム除去技術」のパンフレットをもらって、、
「乾式セシウム除去技術とは、放射性セシウムを含む土壌や廃棄物等からセシウムを分離・除去し、100,000Bq/Kg程度の放射性物質汚染をクリアランスレベル(100Bq/Kg以下)に無害化し、安全な工事資材としてリサイクルする画期的な技術です。」となっていて~
関連(本ブログ)
■飯舘村蕨平地区、汚染土壌のセシウム昇華実証事業(1,350℃の高温熱処理)&仮設焼却炉稼働状況 2016年12月06日
実は、9日(金)には、そもそものセメント焼成、焼却灰などの代替原料、、タイヤや廃プラスチックなどの代替燃料について等、製造工程や、環境面などなど、、かなり詳しく説明を受けて、わからない部分を教えていただいていたのだが、、、、、どうしてもまだ聞きたいことがあって、10日(土)にも行ってきたのだ、、、気になることをそのままにしていると、いつまでも気持ち悪いので、、、そして、埼玉県の日高工場や熊谷工場のこと、、、日揮との実証事業のこと、キルン炉のメーカーのことなども、いろいろ聞いてきた~
石坂産業 三富今昔村 くぬぎの森環境塾
今回は、石坂産業の「くぬぎの森」のことなど、、、石坂社長の環境面のいろんな思い入れを聞こうということで、石坂産業のブースで時間を決めて待ち合わせをしていたのだが、早めに行って、一回りしても、まったくみつけられなかった。一昨年は、赤い鳥居のクヌギの森の鎮守さまに度肝を抜かれたので、すぐにみつけられると思っていたのだが、、、やむなく、受付で尋ねてブースNoを見ていくと、、、なんと、「やまゆり鉄道」とかで、新幹線を走らせているのがそうだった。どういうコンセプトで、ミニトレイン乗車体験なのかはよくわからないが、、、埼玉の三富今昔村 くぬぎの森環境塾にも同様の乗車体験の設備があるのだそうだ~
ということで、、石坂産業の事業の展示物などもなく、、説明員もいなかったので、、、
小学生か中学生と一緒に、コンパニオンの説明を聞いて、体験乗車をして、、途中駅でクイズに答えて遊んできた~
ここのところ、石坂産業はいろんな面でマスコミに取り上げられて注目されている、今日の紹介のなかでも、テレビ東京「カンブリア宮殿」で紹介されたとか、最近の著名人の会社見学では、小泉元総理 や滝川クリステルさんも訪れたとか、、、
日本バイオプラスチック協会(JBPA)
「上越市の(燃やせるごみ・生ごみ)指定ごみ袋に破れやすい不具合」というニュースで、上越市の「指定袋」が「食用に適さない古米と廃プラスチックを使用したバイオマスプラスチック製となっていたので、、、どういうことなのかとバイオマスプラスチックについてお勉強してきた。
バイオマスプラスチックは生分解性プラスチックということだと勘違いしていた、、、
生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックとは識別表示も別でそれぞれ基準があるようだ、
例えば、バイオマスプラスチックとは、バイオマスプラスチック度が25%以上のプラスチック製品であるとか、、、
そして、識別表示制度として、生分解性プラスチックをグリーンプラといい、バイオマスプラスチックと区別するということを聞いて、、、ひどく混乱した。「グリーンプラ」より「生分解性プラスチック」の方がよほどわかりやすいのに、、、故にかどうか、「グリーンプラ」という言い方はあまり浸透していない感じ~ 詳しくは日本バイオプラスチック協会(JBPA)
福助工業 ← 出展者情報あり
ということで、、、下の写真の「グリーンプラスチック」は「クリーンプラ」とは違う、、
自治体の指定袋にやはり生分解性プラスチックは使わないだろう、、
紛らわしいが、いわゆる、バイオマスプラスチック製ということになる、
よく見ると、バイオマスプラスチックの識別表示をつけているものは、バイオマスの割合も「30」「10」とかの記載あり
この識別表示は、エコマークのように、申請して審査を受けて、認定されればマークをつけることができるようだ。
日本バイオプラスチック「グリーンプラ識別表示制度」「バイオマスプラ識別表示制度」
いつもは、レジ袋を目の敵のようにして「無料配布の規制」などのニュースを載せているが、、
福助工業は、早くから「レジ袋toレジ袋」、バイオマスプラスチックや,,今、新素材「バイオレフィン」でCO2の排出削減に熱心に取り組んでいる。いろいろおもうところあるが、説明員の若者がとてもよかった。仕事に対する熱意が伝わってくる、こういう会社はいいですね。おもわずがんばれと応援したくなる。
エプソン ← 出展者情報あり
デモンストレーションは1時間に1回行う予定とかで、、、
多くの人がスタンバイしていた~
昨年のお披露目で見たときよりも少しスリムにみえたけど、、、横幅は若干広くなったとか、、
できあがった再生紙が排出される部分の後方に、設備が出っ張っている、、、
製紙メーカーなど
エコプロダクツ展は、2010年までは、古紙問題市民行動ネットワークで毎年出展し続けていたので、、やはり、、製紙メーカーのブースは気になる、、、今年も一回りはしてきたが、、、王子製紙も、日本製紙も、大王製紙も、、、年々、製紙業の分野よりも、そのほかの分野を大々的にアピールしていて、、なんだかね、、、
王子グループ
王子製紙も、日本製紙も、ことしはぬいぐるみ、、、で、、
王子のキャラクターは女子学生に囲まれて大人気、、、もうメチャクチャに絡まれていた~
日本製紙グループ ← 出展者情報あり
日本製紙グループキャラクター「NIPOPA(ニポパ)」がブースに登場、、
レンゴー ← 出展者情報あり
三菱製紙グループ
北越紀州製紙 ← 出展者情報あり
大王製紙
大王製紙も、今年は、いつもの紙でつくったモニュメントはなかった~
APP Japan
日本紙パルプ商事グループ ← 出展者情報あり
なんとまあ~
なつかしい人にばったり、ばったりと、、、、
人との巡り合わせ、縁、というのは不思議なもので、、、
いろんな場所で、たびたび遭遇するのが、、、
清掃一組の「サーマルリサイクル実証確認結果の確認等検討委員会」公募の区民委員を一緒にやった彼、
今日、エコプロダクツ同行者もそのときの委員なので、あのときの委員3人で久しぶりに、、、
この彼が、、、やたらいろんなところでばったり会うのだ、、、
あと1人は、我が区の元環境対策課の職員さん、すでに定年退職されていて、、、ほんとうに何年ぶりだろう、
1990年に江東区主催のごみ問題の連続セミナーを受講して、その修了後に希望者でG/upというグループを作ったのだが、、
その設立間もない頃に、産業廃棄物とは、一般廃棄物とはの初歩的な講義の講師をしてくれた人、
そして、、、、G/upで推奨,推進、今,江東区の生ごみ堆肥推進事業でも活躍中の「森のしくみの生ごみリサイクル」の考案者なのだ、、、
いわば、、G/upの数多くいる育ての親のお一人だし、森のしくみの生みの親、育ての親、恩人でもある、、
大規模イベントも、人混みで、空気は悪いし疲れるが、、、
こういううれしいことも大勢の人が集まるからこそ、、