■ PCB廃棄物の県外搬出を開始 沖縄市サッカー場
琉球新報 2016年11月10日
【沖縄】米軍基地返還跡地の沖縄市サッカー場からダイオキシン類などの有害物質を含むドラム缶が発見された問題で、沖縄防衛局は8日、PCB(ポリ塩化ビフェニール)を含む特別管理産業廃棄物を詰めたドラム缶の搬出を始めた。那覇港那覇ふ頭へ陸上運搬し、海上輸送で愛媛県の処分業者へ送る。
その他の廃棄物や汚染土壌も含め、運搬作業は2017年2月末までに終了する予定だ。
今回搬出されるのは、グラウンド側に仮置きされている(1)PCBを含む特別管理産業廃棄物(2)PCB以外の特別管理産業廃棄物(3)普通産業廃棄物(4)汚染土壌―の4種類。(2)~(4)については、福岡、宮崎、大阪の各府県の処分業者に運搬する。