■ 福島第1原発事故 汚染廃棄物処理 「住民理解」得られるか 焼却場周辺根強い反発も /宮城
毎日新聞 2016年11月8日
東京電力福島第1原発事故で生じた放射能汚染廃棄物の処理を巡り、県は3日の市町村長会議で、指定廃棄物の基準(1キロ当たり8000ベクレル)以下で一般廃棄物となる稲わらなど約3万6000トンを年明けから一斉に試験焼却するよう正式に提案した。各市町村は議会や住民への説明を始めるが、焼却場周辺の住民らからは「風評被害が心配だ」などと反発の声も上がる。県は12月下旬開催予定の市町村長会議での回答を求めており、限られた時間の中で住民理解を得られるかが焦点だ。【山田研、川口裕之】
「一つの自治体、一つの焼却場、一つの処分場が『協力できない』というなら、全員で立ち止まりたい」 ...
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福島第1原発事故 汚染廃棄物処理 「住民理解」得られるか 焼却場周辺根強い反発も /宮城
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