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アスベスト含む防音壁の廃棄物を不適切処理 北陸新幹線でJR東日本 鉄道・運輸機構が設計図に誤記か

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■ アスベスト含む防音壁の廃棄物を不適切処理 北陸新幹線でJR東日本 鉄道・運輸機構が設計図に誤記か
産経ニュース-2016年11月2日
 独立行政法人鉄道・運輸機構とJR東日本は2日、北陸新幹線(平成9年開業)の軽井沢-長野駅間(長野県軽井沢町~長野市)に設置されている防音壁の一部にアスベスト(石綿)が含まれていながら、不適切に廃棄処理された事案があったと発表した。
 含まれていたのは、アスベストの1種のクリソタイル。設置に環境や法令上の問題はないが、解体の際に大気への飛散に伴う影響が懸念されるため、廃棄物処理法で「重量で0・1%を超える石綿を含有するもの」を石綿含有廃棄物として無害化処理しなければならないとされている。
 建設当時に同機構が作成した設計図に「環境上問題となるアスベストなどの有害物質を含まない」と記されていたため、JR東日本は11年以降、通常の産業廃棄物と同じ方法で約2万枚の防音壁の交換工事を施し、約1800トンを上田市、立科町、小布施町の長野県内3カ所の山林内の産廃処理場で処理した。しかし今年4~10月に同社が廃棄物の成分検査を行った結果、最大で重量の6%の石綿が含まれていたことが判明した。
 鉄道・運輸機構は、設計図を作成した当時のことや経緯について「なおも確認中で、詳細は答えられない」と説明している。

■ 防音壁アスベスト、破砕処理=北陸新幹線、長野で1800トン-JR東
日刊アメーバニュース-2016年11月2日
 JR東日本は2日、北陸新幹線の防音壁にアスベスト(石綿)が含まれており、2005年以降に長野県内3カ所の処分場で約1800トンを誤って破砕処理していたと発表した。仕様書に「アスベストは含まない」と記載されていたのが原因。同社は「処分場は山林にあり、周辺住民に直ちに健康上の影響はない」と説明し、今後専門家から意見を聴くという。
 JR東などによると、防音壁は1997年10月の高崎-長野間の開業時に高架などに設置され、アスベストが最大約6%含まれていた。
 施設を所有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構は仕様書に「アスベストは含まない」と記載。JR東はアスベストが含まれていることに気付かず、不具合があった防護壁を99年から交換していた。アスベストを含む防音壁は当初は破砕処理が認められていたが、05年に禁止された。
 防音壁の管理方法を検討する際に行った成分調査で今年6月に発覚した。既に設置されている防音壁から飛散する恐れはないという。 【時事通信社】 時事通信 


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