■ 無料レジ袋 一部再開 有料化の法整備遅れ 小売業協会が決定
じゃかるた新聞 2016年10月5日
プラスチックごみの削減に向けたレジ袋有料化が試験導入されて7カ月以上がたった。法整備が遅れ、政府がいまだ義務づけていないことを受け、インドネシア小売業協会(アプリンド)は有料化を廃止すると決定。大手コンビニなどは1日から、レジ袋を再び無料にしている。
レジ袋の有料化は「ごみの日」の2月21日、環境林業省が主導して、ジャカルタ特別州など全国23都市のスーパーやコンビニで試験的に始まった。準備期間が足りないとして一部自治体が導入を見送ったほか、実施が各事業者に委ねられたため、一部にとどまった。
同省は当初、約3カ月間試験的に有料化し、レジ袋の削減効果を検証するとしていたが、義務化されないまま試験期間が延長されていた。
これを受けてアプリンドのロイ・マンデイ会長(49)は9月30日、「10月1日から、すべての小売店で、無料レジ袋を再開することに決めた」と発表した。環境林業大臣令など、法的拘束力を持つ規定が発令されるまでは、無料にするという。
ロイ会長は、法的拘束力がないままレジ袋を有料とすることに対し、消費者から批判が寄せられていたと説明。「メディアや店舗で(有料化の)周知を図ったが、消費者の声はやまなかった」と無料化を決めた理由を述べた。...
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無料レジ袋 一部再開 有料化の法整備遅れ 小売業協会が決定
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