■ リサイクル促進へ、スウェーデン政府が修理費用への減税と新品への増税を提案
エキサイトニュース 2016年9月28日
スウェーデン政府がリサイクルを勧めるために税制の改革を検討しています。詳細は以下から。
どのようにして行き過ぎた消費社会に歯止めを掛け、有限な資源を活用し、持続可能な社会を実現していくべきなのか。世界中でリサイクルやリユース、シェアリングなど、多方面からの働きかけが現在進行形で行われています。そんな中、国はどのようにしてその後押しができるのか、スウェーデン政府が非常に興味深い提案を行っています。
スウェーデンの連立与党であるスウェーデン社会民主労働党と緑の党は共同で税制改革案を提出。これが成立すれば、自転車や洋服、靴に掛かるVAT(付加価値税)が現状の25%から半額以下の12%へと軽減されることになります。
さらに、冷蔵庫、オーブン、洗濯機、自動皿洗い機といった家電製品の修理に掛かった金額の半額分を所得税から返還請求することもできるようになります。
この減税に掛かるコストは年間で54億億円程度とされていますが、同時に「Chemical Tax」と呼ばれる新税が新品や新しいコンピュータを作る際に課税されることになり、こちらで234億円程度の税収が見込まれるため、相殺以上の効果が上がることになりそうです。
スウェーデンのPer Bolund金融・消費大臣は以下のようにこの政策について述べています。
もし環境と社会の持続可能性の問題を解決したいなら、消費の問題に取り組む必要がある。
いいものを長く使う北欧文化か、、
日本の社会は真逆に向かう、、、
経済最優先の安倍政権、、、
経済活性化=消費の拡大、、消費の拡大、消費の拡大、消費の拡大、
地域消費喚起・生活支援型の地方創生交付金、振興券、プレミアム商品券などなど
日本では、、、修理どころか、、、家電製品も買い換えの促進、
使えるものでも、省エネ製品に 買い換えろという、、、 あげくは、、長く使えるじょうぶな製品よりも、、、数年単位で壊れるものばかりに、、
技術力はあれど、、、どうしてこういう文化になったのだろうか、、、
短いサイクルで新製品ばかりを創り出し、修理をするより買い換えた方が安くなる構造、
くちでは「もったいない」「もったいない」といいながら、、買い換え促進の経済循環
循環型社会形成推進基本法では
[1]発生抑制、[2]再使用、[3]再生利用、[4]熱回収、[5]適正処分と優先順位があるけれど、、、
再生利用(リサイクル)にばかり力を入れる経済政策、、
■ 使い捨て文化はもうやめよう!スウェーデンで導入予定、まだ使えるものを修理すると税優遇が受けられる制度
karapaia.livedoor.biz/archives/52225624.html 2016年9月26日
世界各国で使い捨て文化に歯止めをかけようとする動きがでているようだ。先日フランスで、プラスチック製の使い捨て容器や食器を禁止する法律が可決され2020年1月1日より施行される見通しとなった。環境に配慮した取り組みである。
そして今度はスウェーデン政府が物を修理すると税控除を受けられる制度を導入しようとしている。対象となるのは、電化製品、自転車から洗濯機、衣服や靴などあらゆる物だ。
もはや古くなったり、壊れたりした物を捨てて、新たに購入することは賢い行動ではなくなるのだ。…